■Electro Harmonix Crayon
サブタイトルとして「full-range overdrive」が付けられています。
歪みの量としてはBOSS OD-3とほぼ同等で、そのTONEツマミがトレブルとベースに分かれた感じをイメージ頂くと良いかもしれません。
ゲイン自体のキャラクターは際立ってキャラがある感じでは無く、至ってシンプルでほぼ無色な普通にオーバードライブ。
トレブルとベースの調整でキャラクターの変化幅が大きいと言う印象で、暖色から寒色まで広く変化をもたらします。
トレブルを(時計の)3時まで上げてベースを10時に下げればKTRの様な特性のブースターになりますし、2とも12時でゲインをフルにすれば分厚さのあるドライバーにもなります。
ベースをフルアップするとローエンドの強調が極端になり、古いHiwattやSUNNを鳴らしているかの様な独特なトーンにもなります。
そんな色々な面を持たせる事が出来るこのペダル、ネーミングもケースのデザインそのままと言う感じで、真っ白なキャンバスにクレヨンで色鮮やかに色付けて行く、そんな名付けイメージでしょうか。
モデルとしてはメジャーではなく比較的2列目3列目系のポジションな雰囲気がありますが、ゲットストンプではコンスタントに売らせてもらっている実績のあるペダルです。
中々ユーティリティさのあるペダルです。色々な場面で役に立つでしょう。
是非お試しください。