国産コンプレッサーの名機A.Y.A tokyo japan「R-comp」の設計者、河井誠氏が主催するブランドYukiのペダルが大阪PGに入荷です!!
今回入荷した2台は、『THE EFFECTORBOOK【特集】TS系オーヴァードライブ』にも掲載された業界からの注目も熱い機種。名作R-compのリリースから約20年、年々変わりゆくギターシステムとのマッチングをコンセプトに打ち出された、馴染み深くも新しい新感覚ペダルです!!
■DAW
ギタリストにはお馴染みのTS系のいなたい感触を持ちながら、内部の配線材を少なくすることで(写真3枚目)よりクリアなサウンドを獲得したオーバードライブ。特徴的な中域はそのままに、低音のもたつきやハイレンジの曇りがなく、キラッとした透明感を獲得。オリジナルのTSでは中々出しにくいリズムのタイトさもハッキリ表現できる点が個人的推しポイント。もったりした音色がTSならではの良さでもありますが、今の音楽の中でギターを鳴らすのであれば、このくらいのレンジ感とレスポンスで演奏できることは必須、、ではないでしょうか!!!!
また中央のミニスイッチでは、中域にフォーカスしたmid mode(動画1つ目)と、FETとDiodeの使用によるスッキリとした中域のclarity mode(動画2つ目)を選択可能。clarity modeでゲインを12時以下に設定すると、ハイエンド・ブティックペダルのようなハリ・ツヤが美しいクリーンブーストに。歪ませるならmid modeでゲインを思いっきり煽って、手元のニュアンスの追従性を味わい尽くしてください!!
■CAW
こちらのコンプの旨味は、音の輪郭線をはっきり押し出す推進力。艶っぽくリッチなコンプが勢いを見せる中で、CAWはDyna Comp等の往年のサウンドのフォロワーであることが感じられます。それもそのはず、もともとR-compはヴィンテージのROSSコンプから設計の着想を得たモデルであるため、本機も自ずとその雰囲気をもっているわけです。(R-compに刻まれた「東京船橋」の4文字もしっかり引き継がれています。)
個人的な感覚では、R-compよりもよりオープンで芯の通った音色に。強い音も弱い音もクリティカルな当て感でスコーンと気持ちよく飛ばしてくれるイメージです。音像もはっきりと明瞭で耳との距離感が近く、デジタル機器を通した際の埋もれてしまう感もこれで解消です。
とはいえ、前述のようなアナログ質感が気持ち良いペダルですので、世代問わず多くのプレイヤーに試していただきたい!!
サンプル機の試奏段階で、大阪アンプスタッフ一同かなりの盛り上がりを記録したYukiの完成度。自分の好きな音色は固まってきたけど、もう一押しエッセンスが足りないと感じている方は、ぜひお試しを。
Yukiブランドを宜しくお願い致します!!!!!!!!