プレミアムギターズ 綿引佑太 のレビュー
我らがKeeleyより、新作ドライブペダル「Manis」が登場です!!!
昨年登場した新生4in1シリーズからお馴染みとなったスタイリッシュな筐体に包まれたのは、伝説的オーバードライブ Klon Centaurに基づく新たなドライブ・サウンド。最近のKeeleyといえば、アンディ・ティモンズのシグネイチャー・エコー「Halo」が大きな人気を集めておりますが、やはり歪みの音色も素晴らしい。ぜひぜひこれを機にKeeleyブランドに再度ご注目下さい!!

さて、新しいペダルに名付けたManisとはインドネシア語で「甘い」という意味のようで(果たしてこのManisはインドネシア語のManisなのでしょうか,,,,)、やはりケンタ系ペダルの特徴である角の取れた滑らかな弾き心地でありながら、原音ミックスのような芯の太さと強い押し出し感が印象的です。他のCentaur系ペダルと弾き比べてみても、スモーキーな中域のキャラクターが控えめで、より明るくクリアなサウンドにまとめられています。
機能面においては2つのミニスイッチが活躍。TONE側のミイスイッチでは「STOCK」と「BASS+」が選択可能で、Gainレベルによって変化する低域帯の足し引きや、ペラっとしがちなシングルコイルを支える目的としてお使いいただけます。DRIVE側では、歪みを生み出す内部パーツを「ゲルマニウムダイオード」と「ゲルマニウムトランジスタ」からチョイス。オリジナルCentaurの音色の要となるダイオード・モードでは、レンジが中域にぎゅっとまとまり、伸びやかなリードトーンに適した王道のケンタサウンドに、トランジスタ・モードでは音域が上と下に広がり、バイト感溢れる感触のセッティングとなります。DRIVEを上げた際により強く音色の変化を感じる事が出来ますので、ぜひこちらも合わせてお試し下さい!!

さらに、このManisでは電源入力9V~18Vに対応。高電圧になるにつれて広がるヘッドルームの変化や、電源とミニスイッチの組み合わせによるサウンドメイクのフレキシブルさも本機の特徴です。ミニスイッチの効果や18v対応など、歪ませるセッティングに効いてくるオプションが盛り込まれているということは、やはり歪ませて使ってくれというKeeleyからのメッセージではないかと触っているうちに段々と感じました。Centaur系といえば、ブースターやかけっぱなしのプリアンプ的に使われる方も多いと思われますが、Centaur1台をメインに歪みをサウンドメイクしていくレジェンドプレイヤーたちも多数です。ぜひぜひManisであらたなケンタ系の魅力に目覚めてください!!!
by
レビュー詳細ページ| ギターやベースなどの楽器販売・買取・エンタメなんでも揃う日本最大級の楽器専門店。
綿引佑太

綿引佑太

プレミアムギターズ

>>スタッフ紹介

我らがKeeleyより、新作ドライブペダル「Manis」が登場です!!!
昨年登場した新生4in1シリーズからお馴染みとなったスタイリッシュな筐体に包まれたのは、伝説的オーバードライブ Klon Centaurに基づく新たなドライブ・サウンド。最近のKeeleyといえば、アンディ・ティモンズのシグネイチャー・エコー「Halo」が大きな人気を集めておりますが、やはり歪みの音色も素晴らしい。ぜひぜひこれを機にKeeleyブランドに再度ご注目下さい!!

さて、新しいペダルに名付けたManisとはインドネシア語で「甘い」という意味のようで(果たしてこのManisはインドネシア語のManisなのでしょうか,,,,)、やはりケンタ系ペダルの特徴である角の取れた滑らかな弾き心地でありながら、原音ミックスのような芯の太さと強い押し出し感が印象的です。他のCentaur系ペダルと弾き比べてみても、スモーキーな中域のキャラクターが控えめで、より明るくクリアなサウンドにまとめられています。
機能面においては2つのミニスイッチが活躍。TONE側のミイスイッチでは「STOCK」と「BASS+」が選択可能で、Gainレベルによって変化する低域帯の足し引きや、ペラっとしがちなシングルコイルを支える目的としてお使いいただけます。DRIVE側では、歪みを生み出す内部パーツを「ゲルマニウムダイオード」と「ゲルマニウムトランジスタ」からチョイス。オリジナルCentaurの音色の要となるダイオード・モードでは、レンジが中域にぎゅっとまとまり、伸びやかなリードトーンに適した王道のケンタサウンドに、トランジスタ・モードでは音域が上と下に広がり、バイト感溢れる感触のセッティングとなります。DRIVEを上げた際により強く音色の変化を感じる事が出来ますので、ぜひこちらも合わせてお試し下さい!!

さらに、このManisでは電源入力9V~18Vに対応。高電圧になるにつれて広がるヘッドルームの変化や、電源とミニスイッチの組み合わせによるサウンドメイクのフレキシブルさも本機の特徴です。ミニスイッチの効果や18v対応など、歪ませるセッティングに効いてくるオプションが盛り込まれているということは、やはり歪ませて使ってくれというKeeleyからのメッセージではないかと触っているうちに段々と感じました。Centaur系といえば、ブースターやかけっぱなしのプリアンプ的に使われる方も多いと思われますが、Centaur1台をメインに歪みをサウンドメイクしていくレジェンドプレイヤーたちも多数です。ぜひぜひManisであらたなケンタ系の魅力に目覚めてください!!!

プレミアムギターズ 綿引佑太 のレビュー 2025/06/17

OTHER REVIEWSこのスタッフの他のレビュー

  1. 綿引佑太のレビュー画像
    綿引佑太

    綿引佑太

    プレミアムギターズ

  2. 綿引佑太のレビュー画像
    綿引佑太

    綿引佑太

    プレミアムギターズ

  3. 綿引佑太のレビュー画像
    綿引佑太

    綿引佑太

    プレミアムギターズ

  4. 綿引佑太のレビュー画像
    綿引佑太

    綿引佑太

    プレミアムギターズ

  5. 綿引佑太のレビュー画像
    綿引佑太

    綿引佑太

    プレミアムギターズ