ギター弦の大定番であるD’Addario。
しかし皆様はXL以外の種類は触ったことがない方がほとんどではないのでしょうか。
そこで今回はD’Addarioのエレキ弦を4種類を弾き比べてみたのでご紹介します!
※5点満点
●XLシリーズ(画像2枚目)
音の明るさ:4
弦の硬さ:3
音の伸び:3
安定性:3
触り心地:若干ザラつきあり
1960年代前半に発売されてから圧倒的な支持を誇るエレキ弦の大定番XLシリーズ!
ニッケル・メッキ・スティール弦で癖のないブライトサウンドでロックやポップス、ブルースとジャンルを選ばす活躍できます。
また「BT (Balanced Tension)」という各弦のテンションバランスを考えて調整された種類もございまして、より細かなゲージをお求めの方にオススメです。
●NYXLシリーズ(画像3枚目)
音の明るさ:5
弦の硬さ:4
音の伸び:4
安定性:5
触り心地:若干ザラつきあり
プレーン弦と芯線に破断強度に優れた高炭素スチールを採用し、強度とピッチの安定性が向上されたNYXL。
今回紹介している種類の中では一番ブライトでパワーあり、芯のあるサウンドが特徴、XLよりも弦は硬質ですが力を強く入れる必要はなく、ピッチの安定性もありチョーキングしやすいテンションです。
ノンコーティングではありますがXLよりも少し長持ちの印象です。
●XTシリーズ(画像4枚目)
音の明るさ:3
弦の硬さ:3
音の伸び:3
安定性:4
触り心地:少し滑らか
高炭素スチールを芯線に、巻弦とプレーン弦にコーティング加工が施されたXTシリーズ。
高い耐久性とピッチの安定性でノンコーティング弦のようなナチュラルなニュアンスが特徴です。
サウンドはコーティングでXLよりも少し落ち着いており、少しだけ滑らかな触り心地で長時間の演奏も疲れない弦でございます。
●XSシリーズ(画像5枚目)
音の明るさ:4
弦の硬さ:4
音の伸び:3
安定性:4
触り心地:少し滑らか
巻弦全体にも超極薄フィルムコーティングが施されたXSシリーズ。
触り心地は程良く滑りやすく、ノンコーティングのXLと変わらないブライトサウンドとテンションが特徴で、ご紹介した弦の中では一番手が痛くならず弾きやすい種類となっております。
全ての種類にD’Addario特有の煌びやかさを感じますがニュアンスや弾きやすさがそれぞれ違っており、XLを使用しているがもう少しテンションが柔らかかったりなどの好みに適している弦が見つかるかもしれません!
私黒木は、前に出たサウンドとピッチが安定したNYXLが好みです!
皆様もXL以外のD’Addario弦もお試ししてみてくださいませ。