■BOSS
CS-3 (Compression Sustainer)
ここ数年で生産工場が変わり、そのタイミングで基盤見直しが入り「モディファイ出来ない回路」へと「予告なき仕様変更」が行われたBOSSコンパクトエフェクター。
このCS-3も印象が変わるほどに良くなりましたね。
「モディファイ出来ない回路」=「モディファイが必要ない品質」と捉えて頂いて問題ないかと思います。
台湾製までのややノイジーで全体的にエッジが出るシャープネスなイメージからは変わっていて、中低域がしっかりと存在し、上も鋭過ぎず、そしてノイズも低くて気にならない。
上位機種のCP-1Xと比べると設計がそもそも違うので別物ですが、昔ながらのコンプ掛けたフレーズやカッティングならCS-3の方がしっくりきますね。
「ボスは繋いだだけで、、、」なネガキャンも、もう言わせないレベル。ここが全く世に知らされていない品質向上ポイント。台湾製と入れ替えるとバイパス音の違いが一聴で分かるレベル。トゥルーバイパスには届かないとは言え、これなら問題を感じないレベルと思います。
バイパス音がいいという事は、逆を言えばそのままオンの音も潰れずクリアーになっていて向上感を手応えとして感じます。弾き応えがほぼ別物。
元々BOSSコンはオンオフの際にスイッチングノイズが出ないので、相まっていい事尽くめと言う訳ですね。
永らく味見程度も敬遠されてきたと言う方は是非に現在のBOSSコンのラインナップをお試しください。印象変わると思いますよ。
(※CP-1Xの他に古くからある機種をかいつまんでおすすめにリンク貼り付けてます。)