今回は Fender Custom Shop より『2024 Collection Time Machine 1959 Stratocaster』のご紹介です。
こちらは オリジナルのモデルが作られた当時の年代と同じ技術を使って、細かな部分まで再現した "Time Machine Series" の2024年モデルです。
ヴィンテージの中でも人気のある1959年仕様のストラトキャスターに、カラーは "Faded/Aged Sage Green Metallic" を採用。
見れば見るほど惹きこまれていくこの色味… Fender MEXでもラインナップしていた Sage Green Metallic に フェイデッド(色褪せ)とエイジド(色焼け)を施し、ジャーニーマン・レリックのライトなレリック感でバツグンの雰囲気に仕上がっています…!👀
メタリックの質感にグリーンガード(経年劣化を再現した緑色に見えるピックガード)と相まって、全体的にグリーンゴールドのような色合いに見える一本です✨
2024モデルでは他に Super Faded/Aged Shell Pink、 Super Faded/Aged Sonic Blue、 Faded/Aged Sea Foam Green のカラーをラインナップしてますが、個人的にはこのカラーが一番カッコいいと感じました… 正直今回は半分くらいこのカラーの魅力を伝えるために書いています。笑
木材はボディにアルダー、指板にスラブ貼りのローズウッドを採用し、ボディでしっかりとしたミッドレンジを鳴らし、質量が多めのスラブローズウッド指板のおかげでしっかりとしたロー感が加わっています。
(ちなみに柾目ネックはフレイム杢がうっすらと…実物はもうちょっとハッキリ見えます👀)
そしてPUには、この木材の組み合わせにピッタリな "Hand-Wound Fat 50's Stratocaster Single-Coil" を搭載しています。ファットと名がついているだけあって、中域にフォーカスした太い音色が特徴です。
PU自体のサウンドとしては、クリーンはローが控えめでスッキリしつつも存在感のあるサウンドで、ゲインチャンネルではそのサウンドに広がりのある太さを強調した極上のドライブサウンドを奏でます。ディストーションレベルでも良いサウンドですが、ローゲイン寄りな歪みだとより一層素晴らしいトーンになります💪
またボリュームポットに Tone-Saver Bleed回路 を搭載し、ボリュームを絞った際でも高域を損なわいように仕上げられています。
さらにトーンポットごとに違うコンデンサを搭載しているので、リアとセンターのハーフポジションでは2つのトーンを使って細かなトーン調整が可能で、このコントロールを駆使してクランチのカッティングなどでも多彩な音作りが可能です👀
唯一無二のルックスにヴィンテージリイシューならではのサウンドが欲しい方にぜひオススメのストラト!
そして個人的にも激推しなカラーリングをまとった一本です!!✨