プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のスタッフレビュー
プレミアムベース大阪、小村です。

ちょ~っとご無沙汰になりましたが、元気です。
ヤングたちに負けず、ちょこちょこ書いていこうと思います。

そんなところで店内を眺めてみて、ふとコイツと向き合ってみようと思いました。
ベーシストの定番中の定番、マルチコンプです。
北欧のアンプブランド、EBSが手掛けるこのモデル…僕が楽器を手にする頃にはもう既に定番として定着した時でした。

定番ということでその歴史は意外と長く、まずは初代にあたるモデルがリリース。「Black Label」ってやつですね。
その後、2007年からトゥルーバイパス仕様にリニューアルし、2015年まで生産されました。
ちなみにこの時…あの伝説の「MULTI COMP Vermilion(初代)」も販売してました。
(どうやらもう10年前の話になるそうで…ひょえ~。)

その後に「Studio Edition」へリニューアル。よりワイドレンジなサウンドを目指して、12V駆動に対応しました。
筐体も結晶塗装っぽい黒とペタ塗の青から、全体的にペタ塗に変更されていましたね。
この頃のトピックスは…EBSの30周年記念で限定のパールホワイト仕様がありました。
(これは2018年あたりでしたでしょうか…)

そして2019年に再びリニューアル。現行モデルにあたる「Blue Label」になりました。
駆動電圧は18Vまで拡大。更に一貫して2ノブだったコントロールを変更。
新たに「SENS.」が搭載されてました。
↑だいぶ簡単に言うと「この線を越えたらコンプが掛かる」の"この線"の部分を担うのがこのコントロールです。
そしてこの時に「MULTI COMP Vermilion(二代目)」が誕生しました。

こうやって順を追って書くと…プロユースブランドとしてスタートしたEBSらしく、ベーシストのニーズを常に追いかけて製品に落とし込んでいる様子が改めて感じられますね。
そしてこの歴史の中でこのモデルがウケた理由を考えてみました…
「通しただけで音が太くなる」とか昔は言われていましたが、きっとこういう理由もあるはずです…「簡単に触れる」。

コンプレッサーというカテゴリの都合上、歪みやイコライザーの様に「音の劇的な変化」が加わる訳ではないので「何か付いとるけどよーわからん」っていうツマミがあるって方、いらっしゃると思います。
その「よーわからんツマミ」を何となくイジッてみるものの「音がヌケない」とか「変わってるんだか分からない」という状態になって路頭に迷う…結構あるパターンだと思います。

それがマルコンだと…先ずはCOMPツマミで「どれだけコンプを掛けるか」を決めて、「圧縮したが故に小さくなった音」をGAINツマミで取り戻す。そして真ん中のMODEスイッチで3つの中から好きなのを選ぶ…これだけで誰でもカッコいい音が作れちゃうと。素晴らしいですね。
そして…だいぶ極端な掛かり方にはなりますが「全ツマミ全開」でもある程度音が成り立つのもマルコンのスゴイところ。
「そんな使い方するヤツおらんやろ~」とは思いますが、各モードで動画を撮ってみました。
ノーマル→MB→TUBESIMの順番です。

じっくり触ってみると、改めて魅力にも気づかされますね。
ギターでいうTSとかBDみたいなポジションは「コレ」になるんだろうな~…って、すぐギタリストになるなってな(笑)

実は今まで所有したことないんで…初心に帰って持ってみようかな~と、触りながら思うのでした。
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小村 拓摩

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プレミアムベース大阪、小村です。

ちょ~っとご無沙汰になりましたが、元気です。
ヤングたちに負けず、ちょこちょこ書いていこうと思います。

そんなところで店内を眺めてみて、ふとコイツと向き合ってみようと思いました。
ベーシストの定番中の定番、マルチコンプです。
北欧のアンプブランド、EBSが手掛けるこのモデル…僕が楽器を手にする頃にはもう既に定番として定着した時でした。

定番ということでその歴史は意外と長く、まずは初代にあたるモデルがリリース。「Black Label」ってやつですね。
その後、2007年からトゥルーバイパス仕様にリニューアルし、2015年まで生産されました。
ちなみにこの時…あの伝説の「MULTI COMP Vermilion(初代)」も販売してました。
(どうやらもう10年前の話になるそうで…ひょえ~。)

その後に「Studio Edition」へリニューアル。よりワイドレンジなサウンドを目指して、12V駆動に対応しました。
筐体も結晶塗装っぽい黒とペタ塗の青から、全体的にペタ塗に変更されていましたね。
この頃のトピックスは…EBSの30周年記念で限定のパールホワイト仕様がありました。
(これは2018年あたりでしたでしょうか…)

そして2019年に再びリニューアル。現行モデルにあたる「Blue Label」になりました。
駆動電圧は18Vまで拡大。更に一貫して2ノブだったコントロールを変更。
新たに「SENS.」が搭載されてました。
↑だいぶ簡単に言うと「この線を越えたらコンプが掛かる」の"この線"の部分を担うのがこのコントロールです。
そしてこの時に「MULTI COMP Vermilion(二代目)」が誕生しました。

こうやって順を追って書くと…プロユースブランドとしてスタートしたEBSらしく、ベーシストのニーズを常に追いかけて製品に落とし込んでいる様子が改めて感じられますね。
そしてこの歴史の中でこのモデルがウケた理由を考えてみました…
「通しただけで音が太くなる」とか昔は言われていましたが、きっとこういう理由もあるはずです…「簡単に触れる」。

コンプレッサーというカテゴリの都合上、歪みやイコライザーの様に「音の劇的な変化」が加わる訳ではないので「何か付いとるけどよーわからん」っていうツマミがあるって方、いらっしゃると思います。
その「よーわからんツマミ」を何となくイジッてみるものの「音がヌケない」とか「変わってるんだか分からない」という状態になって路頭に迷う…結構あるパターンだと思います。

それがマルコンだと…先ずはCOMPツマミで「どれだけコンプを掛けるか」を決めて、「圧縮したが故に小さくなった音」をGAINツマミで取り戻す。そして真ん中のMODEスイッチで3つの中から好きなのを選ぶ…これだけで誰でもカッコいい音が作れちゃうと。素晴らしいですね。
そして…だいぶ極端な掛かり方にはなりますが「全ツマミ全開」でもある程度音が成り立つのもマルコンのスゴイところ。
「そんな使い方するヤツおらんやろ~」とは思いますが、各モードで動画を撮ってみました。
ノーマル→MB→TUBESIMの順番です。

じっくり触ってみると、改めて魅力にも気づかされますね。
ギターでいうTSとかBDみたいなポジションは「コレ」になるんだろうな~…って、すぐギタリストになるなってな(笑)

実は今まで所有したことないんで…初心に帰って持ってみようかな~と、触りながら思うのでした。

プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のスタッフレビュー 2024/11/03

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