12月の15日に発売となったWALRUS AUDIOの新シリーズ「Mako Series MKII」はチェックされましたでしょうか?
個性的なデザインと芯を食ったサウンドコンセプトで魅了するWALRUS AUDIOが放つ、スタイリッシュなマルチ・エフェクター / Mako Series。前モデルのリリースから5年弱、各モデル正統なアップデートを経て2024年の年の瀬に滑り込みでのエントリーを果たしました。
「ZOOM MULTI STOMPのサイズ・操作感×最高品質のサウンドクオリティー」を誇り、他のハイエンド・マルチペダルを圧倒する使いやすさ。アンプ・キャビネットシミュレーター / モジュレーション / ディレイ / リバーブによるカテゴリー別のラインナップをはじめ、プレイヤーが持て余さない選択肢の中で機能のすべてを享受させんとする熱量を感じさせるシリーズです。
そんなMako Series MKII 全4機種の中から、今回は「ACS1 Amp + Cab Simulator」のご紹介です!!
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■ACS1 Amp + Cab Simulator
6種のアンプモデルに12のIRデータを搭載。ステレオ出力では左右で異なるアンプ/IRを自由に組み合わせ、音に厚みをもたせたり、クリーンと歪みをミックスさせたりと実機では中々再現が難しい贅沢なセッティングをこのストンプサイズで達成します。
使えるアンプタイプが6種と数でこそ少ないですが、厳選された実用的で王道のアンプたち。(ORANGEがチョイスされているのが珍しいですよね。) それぞれキャラがはっきり別れているので、シチュエーション毎にアンプを持て余すこともありません。ステレオの設定も下段中央のツマミをクリックすることで、L/R/L・R各出力先にすぐアクセス可能。パラメーターも物理ツマミ6個で完結する潔さ。そして本機のサウンドクオリティーの肝が、ハイセンスなIRデータでミュージシャンからの信頼も厚いTone Factor と York Audio作成のIR。ラインはもちろんですが、これはびっくりJCのreturnに繋いでも抜群でした。アンプで鳴らす条件下であれば、競合他社製品と比べても頭一つ抜けています。当然キャビネットのON/OFFも選択できますので、ボードの最後段にプリアンプ兼アンプ・トラブル時のバックアップとしても活躍を約束します。
前モデルからアンプタイプを倍に増やし視認性を高めるディスプレイを採用。対応できる音の幅を広げながらも、厳選した音色と機能をパッケージするという、無限の選択肢に価値が高まる昨今のハイエンド機材の死角を突いた製品コンセプト。小さくシンプルながらも、価格に納得できるプロダクト・クオリティーです。
Quad Cortexみたいなシャープでキラッとした音が好みの方は要チェックを。小さなボードにもスポッと収まり、DTMからセッションにも最適なACS1。この手のプリアンプ、アンプシミュレーターをお探しの方は見逃しちゃいけない1台です。
ぜひ店頭にてお試し下さい!!!