■Electro Harmonix
Tone Corset
ファンキー系アナログコンプレッサー
弾いた所感はドライミックスが付いたダイナコンプ+α。
掛かりは強く、Wampler Ego Compressorぐらいファンキーに掛かります。
ドライミックスはWampler Ego CompressorやXotic SP Compressorのも搭載されている、ちょっと原音の雑さをミックスしてあげる事によって「ちょっとルーズにエモくなる」効果があります。こう言ったところも押さえてあるのがいい感じです。
「Pad」とは?
入力感度をちょっとだけ切り替える場面に使います。
オンでインピーダンスがちょい下がります。上でオン。下でオフ。
ギターのシングルPUだとスムーズにパコーンと立ち上がるのに、ダンカンやディマジオあたりのハイパワーなPUだったり、はたまたベースだったりを入力した時に「一瞬潰れて音量が下がる」現象が起きた時に使う救済スイッチです。その時に何が起きているかと言うと「入力過大」が生じて予定外にクリップしてしまっている状況と言うわけです。これが起きた時は我慢せずオンで回避してください。
名前も洒落てますね。音にコルセットをはめてギュッとさせる。コンプの効果を別の何かで説明したい時に、若干のユーモアが止められないとこうなりますね。いい感じです。
スタンダードなコンプに基づいて、かつよりファンキーに。
是非お試しください。