お決まりの弦以外って、中々試す勇気がでませんよね。年が変わったこのタイミングこそ、新たな弦に挑戦してみるいい機会ではないでしょうか。
ということで今回は、私愛用の「SAVAREZ」をご紹介致します。
SAVAREZは、フランスの老舗クラシック弦ブランド。
クラシック弦の老舗ブランドらしく、木の響きを感じるあたたかな音色が特徴的です。私自身、アコースティックから始めてエレキというギター遍歴なので、エレキ弦の弾き心地や音色に未だ慣れなかったりするのですが、SAVAREZならそのギャップがかなり少なめ。私のようにアコギ歴の長い方がエレキを始めてみようという際にもオススメであります。
当然ながらホロウタイプのギターとの相性も◎。私はES-335とセミホロウのSTタイプのギターに使用していますが、生鳴りが物凄い気持ち良いです。ギターの生鳴りが苦手な方もいらっしゃるかと存じますが、アコギ上がりとしては大事にしたいポイント。弾いた瞬間のレスポンスもかなりダイレクトに鳴ってくれますし、そう鳴っていることが自分にもよく伝わってくる弦です。フィンガースタイルのプレイヤーや木製楽器としての音のニュアンス/ディティールがお好きな方には、試す価値アリだと思います。
またテンション感も柔らかく、弾き心地を変えずに一段階ゲージを上げることも可能です。私自身、ダダリオの10~46ではチョーキング時にしんどさを感じておりましたが、「SAVAREZ」の10~46ではノープロブレム。ゲージが太ければピッチのコントロールも安定しますし、コードを鳴らしたときの音像が一回り強くなりますよね。ギターの基礎代謝が上がったような溌剌さが生まれますよ!!
エレキギタリストにとってはまだまだ馴染みの少ないSAVAREZ弦ですが、老舗たらしめる使い心地とその音色は文句なしにオススメです!! (あと、コーティング弦ではありませんが、かなり弦のもちが良く長くお使いいただけます!!)