■Wampler Pedals
Plexi-Drive Mini
プレキシ系ペダルとしては最小サイズながら、音作りの幅が思いの外にあるペダルと言った印象。
電源をDC9VにしてミニSWのMIDSとBASSを左側へオフが最もまっさらな状態のクランチトーン。これがベースになります。
VOLUMEとGAINとTONEの3ツマミで、プレキシの特徴を感じられるハイミッドのバイト感(※噛みつくの意)がいいですね。
これにMIDSを右側にオン。続けてBASSもオン。この順番でゲインをより稼ぐと言う意味でのハイゲイン改造系を感じさせます。MIDSのみだとミドルの濃さが増してブラウン系の印象も感じさせる傾向になり、BASSを入れると現代的なチャンネルがあるアンプのリードチャンネルの様な厚さが出てきます。
さらに電源をDC9Vから12、15、18と上げていくと、カチッとまとまった「コンパクトエフェクター感」からレンジ感が変わり、ダイナミクスの大きいビッグトーンが得られる様になります。どこかが作って定番化した和製造語「アンプライク」な方向へと印象が変わります。(※ただし、コレも良い悪いの優劣ではなくあくまでも好みなのと、シチュエーションでバンドへのフィット感が変わります。)
余談ですが「ドンズバ」って聞いた事ありますか?これも雑な和製造語ですね。私の記憶が確かならば、90年代に音楽系雑誌の通販用ショップページであの楽器店が使ったフレーズでしたね。使用例としては「ザックリとワイルドなドンズバモデル!」的な使い方でした。ダジャレの多用も相まって、嗚呼なんて残念な楽器店でしょう。(⇒ウチです。イケベです。。すいません。。。)
中々Myアンプを持って、耳キーンな音量でマーシャルを鳴らす事が少なくなっている現代、Xotic SL DriveなどのSuper Lead(いわゆる1959)系と比べたりするとプレキシとSLはアンプとしてちゃんと違うんだなと、ただマーシャル系で一括りしてはいけないんだとペダルから感じられてもいいと思います。それだけ現代のペダルは音の作り込み度が高いと思います。
是非お試しください!