■MAD PROFESSOR
Simble Overdrive Mk2
初代のSimble Overdriveはブランドの名義が「Simble Pedal」でした。製造は「Simble Pedal」名義時代と同様にMad Professorが行っています。なので、枠組みが製造元に吸収になっただけなので製品のクォリティは変わりませんのでご安心ください。
「ダンブル系」、これが非常に難しい。全てが過去のテーラーメイド。レディースならオートクチュールの意。
サイズ別の吊るしのスーツではない為、ほぼアーティストモデルとお考え頂けると有難いです。
Universal AudioのUAFX Enigmaticの様にピンポイントに82年製造の何かしらのダンブルのモデルを徹底解析したペダルがありますが、これも現存する氷山の一角の1つ。これを持ってしても「あの人の音は出るか?」と言われても申し訳ありませんが「知らないです」が正解になります。
であれば、「総合的なイメージやカテゴリとしてのダンブル系」がもう1つの正解になります。
この観点から言うと、このシンブル2はイメージする所の真ん中をちゃんと捉えていて、かつ遠ざかるセッティングも無い様に感じます。
電源のパワーハンドリングがDC9-12Vになっていて、12Vではより広いヘッドルームでアンプライクなダイナミクスになります。DC12Vを入れたここの手前にブースターやオーバードライブを入れると良いですね。同社Sweet Honey OverdriveやGreen Wonderの組み合わせも非常に有効でしょう。
Shin's Musicのダンブロイドの様に、リアルに則ってツマミや機能を装備させるのも正解ですし、このシンブルの様に「ダンブルをシンプルなレイアウトで」での解釈も1つの正解になります。
落としどころのアレコレ話しになってしまいましたが、この「Simble Overdrive Mk2」のチューニングの落としどころ、是非ご興味くださいませ。