定番にして、そこには完成されたサウンドがあります!
Gold Topならではと言えるトーンと、Murphy Labにしてミドルウエイトのコンビネーションが成せるサウンドを是非貴方の手に!
Murphy Lab 1957 Les Paul Gold Top Reissue Double Gold Ultra Light Agedのご紹介です。
近年入荷の毎にお問合せも多く、店頭に並ぶ期間も少ないとも言える、もはや定番の57Gold Top!
入荷毎にご紹介もしておりますが、今回もミドルウエイトのロックな一本で仕上がっています。
本機は、4段階で設けられたエイジングレベルで最もダメージが軽微なコンディションの”Ultra Light Aged”のコアモデルとなります。
コアモデルでは、Murphy Labのプロダクトには、57GoldTopは3種がラインナップされます。
Ultra Light Agedは、ナチュラルバックのみ
Light Agedは、Dark Backのみ
そして、ナチュラルバックのUltra Heavyとなります。
実は?Light AgedやHeavy Agedのナチュラルバックと言うのはコアモデルには存在せず、所謂PSL等でのオーダーでのみ製作される事になります。
逆に?言えば、Dark Backは、Ligh Agedのみと言う事になります。
現在は、JapanオーダーによるPSL等によって、異なるエイジドレベルの製品も存在するのですが、実はその様な製品はレア?であったり、逆にコアモデルはオーダー時期により入荷してまいりますので、世にずらっと揃って並ぶと言う事もあまりありません。
その為、定番でありそうながら、あれ?中々ないな~と思われた方には、この辺りも覚えていただけると探しやすいかもしれません。
さて、今回も話が脱線してしまったのですが、今回入荷のMurphy Lab 1957 Gold Topは、Utra Light Agedとなり、打痕等をほとんど持たないながらも、全体を通して軽微なクラッキングが施されます。
Murphy Labは、このウエザーチェックを起こす上でも、堅いオリジナル念としたフィニッシュが採用されている事から、その影響はエイジドレベルに関わらず、やはり恩恵を受けていると感じるのは当然の事でしょう。
そして現在こそ軽微に見えるクラッキングも、貴方が手にし、共に時間を過ごす事で、クラッキングも増えて行ったり、クラック部から緑青が浮き出たりと、より貫禄のある姿に変わっていくのも、このGold Topの魅力の一つと言えるのではないでしょうか。
基本スペックはコアモデルとなりますので、少し丸みを帯びた50s Rounded Medium C-Shapeのネックに、フレットワイヤーにはやや小さめサイズのHistoric Gibson Narrow/Tallが採用されています。
近年の50s Rounded Medium C-Shapeは、以前?の様に肉厚感があまり強くないとも言われ、2弦と5弦の背面部のボリュームがある程度で、演奏性においてはストレスを感じる事は少ないのではないかと思います。
更に時代考証に併せた54~58年スタイルにのみ採用されるNarrow Tallフレットは、当時のオリジナルよりも高さを感じるサイズとなりますので、全体的な演奏性も高く、ハイフレットにおいては指の入りが良く、実際に手にした方からは、敢えて?このスタイルを好まれる方も増えております。
当店でも、数年前に製作されたコレクターズチョイスにこのフレットが採用されてから、幾度か59にも敢えてM2M等で使用した事もございますが、プレイヤー目線でのお客様からも高い評価を経た事もお伝えしたいと思います。
メタルパウダーによるトーンキャラクター等点については、以前のStuff Startや、”俺ギブ!”内でのご説明も是非ご参照いただきたいと思いますので今回は個体の個性をご紹介します。
本機は4.04Kgとミドルウエイトを持つ一本となり、バックのマホガニーは、ほぼ柾目と言えるマホガニーで仕上げられる事で、バックが板状に揺れるトーンよりも、よりタイトに低音弦をはじいた際の剛性感を感じさせるアコースティックを持ちます。
実際にプラグインしたサウンドも、低音弦は重厚かつ、立ちの良いサウンドをもちながら、プレーン弦でもコシが強く、ロングトーンでも芯を持つサスティーンを産み出しています。
もちろんMurphy Lab&メタルパウダーとのコンビネーションも抜群で、所謂太さも兼ね備えた、スライドギターにももちろん、本当にロックな一本に仕上がっていると言えるでしょう。
近年の入荷の際のGold Topは、トップのアンティークコートの濃さにロット個体差を感じる事がありますが、本機は丁度ミディアム来ティトティント具合で、Goldも暗すぎずにそれでいて、重厚なカラーを体現しています。
サイドのバイディングを見れば、そのアンティークコートの具合を知る事が出来ますので、是非参考にして下さい。
この適度なカラーリングからなるGoldと、近年のトップアーチのコンビネーションはやはりカッコイイ!
低音弦側のアーチ部の光の影等を見ると、その妖艶さに拍車が掛かりますね!
58~59、60スタイルのサンバーストがLes Paulの代表カラーと思えながらも、もう一つの定番としてこのGold Topを愛用される方がおられるのは、一度そのサウンドに触れればご納得頂けるはずです!
毎回入荷時にはご好評のこのスペックを是非このチャンスにご体感ください!
Serial No. 7 5945
Weight≒4.04kg