LIVEN MEGA SYNTHESISは、言わずと知れたSEAGのゲーム機である「メガドライブ」の音源を忠実に再現したシンセサイザー/シーケンサーになります。
古来からのゲームファンにはたまらないサウンドを奏でられること請け合いです。
音源方式としては4オペレーターのFM、8bitのPCM（サンプリング可能）、それからPSGというファミコンや昔のアーケードゲーム機等で採用されていた音源方式を搭載しています。
比較的お手軽な価格とサイズながら、非常に奥が深い機材だと感じました。
6トラックのシーケンサーを使って128ステップ(8小節)のパターンと作る事が出来、パターンは保存して別のパターンに切り替えながら再生するといった事も可能です。
シーケンサーは全音符から32分音符までステップ入力も出来ますが、27鍵盤のキーがついているので直感的に本体で演奏しながらトラックを作っていくことも出来ます。
ちなみに鍵盤のベロシティはキーを叩く強さでは変わらず、別途ベロシティのノブで調整するようになっています。
音のエディットに関しては奥が深く、気になっている方は「どういう事が出来るのか」を確認するためにウェブで説明書を見ておくといいかもしれません。
説明書は100ページ余りに渡りしっかり丁寧書かれていて好印象です。
■LIVEN MEGA SYNTHESIS オンラインマニュアル（日本語）（Rev.3）
https://www.sonicware.co.jp/DL/LIVEN_MegaSynthesis/DOC/MEGA-SYNTHESIS_manual_jp_r3.pdf
ただディスプレイがデジタルで4文字しか表示できないタイプのものである事もあり、操作性に関してはちょっと慣れるまで説明書とにらめっこになりそうです。
説明書を読まないとよくわからないという点に於いては昔のゲームも結構そんな感じだったし、ある意味そこも再現性が高いのかも…？
動画ではプリセットで収録されているパターンをいくつか連続で再生しています。