■Bad Cat
OCELOT (オセロット)
Bad Catから20ワッターのチューブヘッドアンプが登場。
結構やんちゃに歪みます。この歪み方は「お、ちゃんとバッドキャットしてるね」と思って貰えると思います。
EL84から弾け飛ぶ独特のクリーン、エレガントなクランチ、中々悪い顔を見せて来るダーティーなゲインCH。この音の幅がバッドキャットたるところのカラーですね。いい感じです。
ヘッドフォンの接続が可能なので、外に持ち出す用途じゃなくても便利に使えていい感じですね。
20ワットから1ワットへ出力切り替えが可能です。と言っても1ワットでも中々音がデカい(笑)
イマイチなアッテネーターを挟んだみたいに音が曇ったりせず、チューブのディテールが感じられるところが品質と設計の良さと言うところでしょうか。
Two Notes社のTorpedo(TM) DynIR 搭載なのもポイントで、20ワットで音量足りないと言った贅沢な状況の場合に、ラインをPAに送って、外のモニターはIRの方を出してもらって、ステージの音量は頑張って上げずに自分のモニターになる程度で抑えるみたいな事が出来ます。スマートな方ほどステージ上では実音は控えめだったりします。
リアルアンプの購入に差し当たり気になるのは保証期間ですね。バッドキャットはなんと「5年」です。
※もちろんですが、製品保証はファーストオーナー様に限るのと、いくら5年とは言え消耗部品(主に真空管)はある一定期間以上から対象になりません。ご請求は真空管代金のみで交換作業工賃は保証対象になります。
(フェンダー社の場合は真空管の保証は3ヶ月だったと思います。)
結構便利に使える1台です。是非店頭でお試しください。
(※ロックハウス1Fにてサンプルを展示しております)