ついに来ましたね!
IK Multimedia/TONEX Board。
なんかチラッとXで見ていたのですが、
本当に出るとは。AIとか言われてましたよね~
私も発売日の2日前くらいに存在を知ったので
まだまだびっくりしている段階なのですが、
フックアップさんのご厚意で
発売当日に開封配信をやらせていただきました。
(イケベ公式YouTubeチャンネルにて)
その内容を踏まえて今回のレビューを
書いていきたいと思います。
お品書きはこちら。
① TONEXとは?
② TONEX Boardって何が違う?
③ どのTONEXを買うべき?
④ Helix/QuadCortexと比較してみる!
それではさっそく見ていきましょう~
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① TONEXとは?
さあ始まりました。製品紹介のお時間です。
「そもそもTONEXってなんぞや?」
という方のために簡単にご説明しますね。
TONEXはプラグインとして生まれた、
いわゆるアンプシミュレーターですね。
これをPC接続環境以外でも、
外に持ち出して使えるようにしたのが
『TONEX Pedal』というわけです。
細かいことは④のパートで紹介しますが、
めっちゃリアルなのが特徴です。
録り音でブラインドテストしたら、
聞き分けがつかない気がします。
それぐらいアンプらしさがあります。
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② TONEX Boardって何が違う?
それでは主役のご登場です。
新発売のTONEX Boardは、
今までのペダルたちと何が違うのか。
ざっと挙げてみるとこちらです。
・5インチカラータッチパネル
・センド/リターン×2
・複数のTONE Modelを使用可能
・単体で使用可能なエフェクト追加
・XLR端子×2
・LIVEモードの追加
はい。ざっくりこんな感じですね。
文字で羅列すると分かりにくいかも。
個別にざっくり解説していきます。
ついに搭載されました。タッチパネル。
動作はスムーズでいい仕上がりだと思います。
「ちょっと遅い?」という声もありましたが、
個人的には全くストレスを感じません。
最新iPhoneくらい滑らかなのが良ければ
Helix stadiumをおすすめします。超ヌルヌル。
あと、エフェクターやアンプのアイコンが
見えるのも分かりやすくて良きですね。
そして目玉となる部分。センド/リターン端子。
これはでかい。めちゃくちゃでかいです。
今までよく言われていたのが、
・アンプの前に歪みEFFを追加したい
・空間系をアンプとキャビの間に入れたい
という内容。これができるようになりましたね。
また、同じく声が上がっていたのが
「同時に複数のTone Modelを使いたい!」
という要望。これも叶いました。
一つのプリセットで4つまで使えるので
例えばEFF:3/AMP:1なんてこともできます。
ただ、4つフルで使うセッティングにした場合、
ピッチ系や歪みなどは追加できませんでした。
相当、DSPへの負荷がヘビーだと思われます。
他にも目玉はあります。例えばエフェクト。
Tone Modelを除いて「76種類」追加されています。
今までのエフェクトは、数が少ないかつ
単体でオンオフができませんでした。
(プリセット切替を駆使すれば一応いけますが)
ですが、今回のTONEX Boardは
フットスイッチで好きな時にオンオフできます。
これで弱点はなくなりましたね。ガチで。
多くの方がHX Stompなどと組み合わせて
使っていたと思いますが、これ一台で完結します。
AmpliTubeから51種類も追加されているので、
作曲家も愛用する高品質なエフェクトを
好きなだけ選ぶことができますね。
ちなみにベースで使っても音瘦せが気にならず、
かなりの好感触でした(by GBT上田君)。
そして大事なのが出力端子。
ついにXLR端子×2が追加されました。
これはデカい。ライン出しもどんとこいです。
というか、入出力in:2/out:4なので、
これで足りない方はかなり珍しいと思います。
ご紹介のラストは「LIVEモード」。
ぶっちゃけた話、これを触るまでは
『約20万、ちょっと高いな...。』
と思ってました。IKさんごめんなさい。
この機能が何かと言いますと、
「リアルタイムで操作する」ことに
特化しているモードです。
『いや、当たり前やろがい!』
とツッコミをいただいている気がしますが、
まじでリアルタイムで操作できるんです。
例えば、LIVEボタンを押すと
Preset→プリセット名×3
Scene →シーン名×3
Stomp →EFFのアイコン×3
の、表示が画面に出てきます。
これ意外と便利なんですよ。
多分、体験してみないと分かんないかも。
すんごい見やすいんですよね。
あとは、5個のノブにパラメーターを
割り当てて、メイン画面から変更できます。
これもすんごい便利ですよ。マジで。
Helix Floor/GT-1000とかにも似た機能が
搭載されてるんですけど、全然違います。
だってパラメーターの部分長押しするだけで
入れ替えができるんですよ?
================================
アンプ/歪み/Chorus/Delay/Reverb
Vol /Gain/Depth /Time /Mix
================================
的な感じで置けるんです。
これめっちゃよくないですか?
しかも今プリセットで使用している
スロットの一覧からサクッと選べるんです。
エフェクトを選択して、ページ潜って
ツマミを長押しして、設定を変更して...。
そういうのしなくていいんです。
めちゃくちゃ便利だと思いませんか?
すみません。めちゃくちゃ長くなりましたね。
とにかく、この機能がまじでおすすめです。
「マルチは現場で弄れないからね~」
という方にはぜひ見てほしい機能です。
この機能、他のマルチも真似して...。
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③ どのTONEXを買うべき?
これですよね。皆さんが知りたいのは。
TONEX Boardを買うべき方はズバリ、
_人人人人人人_
> 全員です <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
はい。冗談はさておき、
幅広い層におすすめできますよ。
既にTONEX Pedal/ONEを持っている方も
これを買う意味があると思います。
他のTONEXシリーズとの違いは、
「これを軸にコントロールできる」ところ。
今までTONEXといえば、スイッチャーや
MIDIコントローラーから操作される側でした。
それがTONEX Boardだと、
自身がホスト、指示を出す側になり
様々な機器をコントロールできます。
しかも特筆すべきはLIVEモード。
初心者でも分かるくらい見やすい画面。
CTRLスイッチが独立していることで
Preset/Scene/Stompモードの切替も爆速。
これらのおかげで、一つのスイッチに
複数の役割を持たせなくて済むんです。
StompモードでもA&Bスイッチを押せばUP。
SceneモードでもA&Bスイッチを押せばUP。
そういったコア機能が共通なのが嬉しい。
また、音作りの基礎はギターとアンプ。
ここを軸に調整できるようになったのは、
メリットが本当に大きいと思います。
TONEX Oneなどもツマミはついていますが、
本格的な調整は現実的ではありませんでした。
(というか、それをしなくて済むから
人気になったのだと私は思っています)
TONEXと他のペダルを組み合わせる場合、
異なる個性がぶつかり合うことになるので
相性ってものが生まれてきますよね。
また、入力する音量の大きさもペダルごとに
細かく気を使ってあげる必要があります。
パッチケーブルや電源など、様々な部分も。
ただ、「楽に音作りをしたい」
「音作りじゃなくて演奏に時間を使いたい」
という方には大変な作業ですよね。
その点、TONEX Boardは1つの画面内で
音を弄っていくことになるので、
幾分か面倒な作業を省くことができます。
なので、私が何か申し上げるとすれば
気になってここまで記事を読んだ方、
TONEXのアンプサウンドを好きな方、
全員におすすめです!ということ。
「でも結局〇〇が最強だよね?」
「デジタルなんか全部同じだよね」
と、思っていらっしゃる方は、
既に読むのをお止めになっている気がします。
ここまで読んでいただいた方は、
「ちょっとでも操作を楽にしたいな」
「もっとプレイのレベルを上げたいな」
という視点をお持ちの方々かと思います。
なので、TONEX Boardだけ検討して!
というわけではなく、一つの選択肢として
この子を入れてもらえるといいかなと。
一見割高に思える本機ですが、
こうやって浅く、深く、掘っていくと
オンリーワンの部分に気付けるはずです。
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④ Helix/QuadCortexと比較してみる!
さて。既に長文となっております。
もう少しだけ語らせてください。
(実際の音が聞きたい方はYouTubeへ!)
ここからは(ここまでも)、あくまで
私の独断と偏見で書いていきます。
なので「え、違うだろ!」と思っても
生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。
本当に主観的な部分になりますのでね。
他社のマルチプロセッサーと比べる際、
必ず考慮すべきなのが下記の点。
『TONEXはモデリングではなく、キャプチャー』
これがまたややこしいんですが、
いわば写真みたいなものになります。
モデリング=製品の回路をデジタルで再現。
キャプチャー=実機の音をデジタルで再現。
この差が何を意味するかというと、
アンシミュのノブやツマミを弄ったときに
音の変わり方が全然違ってくるんですね。
自分の欲しい音に近付けていく場合、
個人的にはモデリングだと弄りますが
キャプチャーだと別のキャプチャーを
探した方がいい結果になりやすいです。
Helix Stadiumはモデリングがメイン。
QuadとTONEXはキャプチャーメインです。
(HXもProxy Cloningがありますが)
なので、下記のような選択基準があるかと。
実機を持っている→キャプチャー
実機を持っていない→モデリング/キャプチャー
という感じ。数ある視点の1つですが。
実機を持っているからキャプチャーが
正義かと言われると、それも違います。
各社キャプチャーの癖があるので、
それを分かった上で録る必要があります。
いやー。難しい。文字だと分かりにくいです。
という前置きをお話ししたうえで、
私の感想はズバリ下記となっております。
====================
Helix Stadium →ほぼ実機。マジでえぐい。
Quad Cortex →ちょうどいい味付け。
TONEX board →HXとQCの中間のリアルさ。
====================
はい。共感してくださる方がいますように。
まずHelix Stadiumは本当にリアルですね。
何なら、若干の弾きにくさすら感じます。
これって本当にすごいことですよ。
音量デカめで作ると、まじでアンプです。
ただ、音作り自体は努力が必要かも。
あとはテスト環境も結構大事ですね。
お次はQuad Cortex。マジで便利ですね。
もうこれだけでいいんじゃないかって感じ。
ほどよいコンプ感というか、ねえ。
欲しい輪郭がデフォルトで居るんですよ。
特にローミッドのあたりとか。
とりあえずプリセット触るだけで
全然満足できるサウンドですね、これは。
あとデザインがよき。値段も。
最後はTONEX boardです。うん、好き。
音がいいのは知ってるんですよ。
レコスタで録ってもらった音よりも
TONEX×IRの方が好きと言われて
愕然としたこともあるので。
ただ、そこじゃないんですよね。
『操作感』がマジで最強です。
いっちばん分かりやすいです。これ。
あとなんか画面見てると楽しいです。
理由は分かんないけどウキウキします。
単純明快、って感じですかね。
えいや!というわけで私の感想でした。
反論とか意見がありましたら、
優しく耳打ちしてもらえると嬉しいです。
こう見えてデリケートなので。
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ここまで読んでくださった方、
本当にありがとうございます。
どんだけ書くん?と我ながら思いました。
読み疲れてここまで飛ばした方は、
ぜひAIに要約をお願いしてみてください。
(本来、私がやるべきこと...)
イケシブ1F、ワールドペダルパークには
様々なマルチエフェクターがございます。
興味のある方はぜひお越しくださいませ。
私がいれば機材トークができます。
また、ご購入時や購入後のサポートとして
音作りのご相談等も承っています。
(要事前予約。メールやTELにて)
全く機材のことが分からない方でも
「どんな音が好きか」という視点で
一緒に音作りさせていただいています。
自分だけの『いい音』が見つかるよう、
一歩ずつご案内させていただきます。
それでは次のレビューでお会いしましょう。
ご精読ありがとうございました。