AYA tokyo japan/R-compはROSSのコンプサウンドを参考にし、よりふくよかで温かみのある音、ローノイズである事、コンパクトである事、そしてもちろんトゥルーバイパスである事を基本に製作しました。
まとまりのあるサウンドでオケの中でしっかりと定位するヌケの良い音に変化します。
昨今の電子パーツのROHS化(環境基準)により、数々のパーツが絶版となり極めて入手困難になってまいりました。そこで、主要なカップリングコンデンサー(ERO/Roederstein1826、等)やオペアンプ CA3080などAYA R-COMPに必要不可欠なパーツはそのままに電源部のフィルター回路用電解コンデンサーなどを現行パーツに変更いたしました。
しかし、電源フィルターのパーツとはいえ音質は確実に変化してしまいます。
そこでもう一度、抵抗やダイオードなどのパーツも壱から見直し、新たな組み合わせでR-comp本来のサウンドをキープする事に成功いたしました。
カーボン、金属皮膜の2種類の抵抗を使用し、ERO/Roedersteinなどのコンデンサー、KESTER製ハンダ(特注品、ビンテージ、ノーマルの3種類)ベルデンケーブル、GE製ケーブルなどを使用して組み上げております。