マークベースからRichard Bonaモデルのベースが登場！

その天才的な才能からジャコ・パストリアスの再来とまで呼ばれたカメルーン出身のジャズ・フュージョンベーシスト「リチャード・ボナ」。
幼い頃からバラフォン(ひょうたん共鳴木琴)の演奏に触れ、5歳の頃には教会で歌や演奏をこなし、ジャズクラブでギターの演奏を行っていた彼は、ベーシストのバイブル的音源「ジャコ・パストリアスの肖像」と出会いギターからベースに転向しました。その後、ジョー・ザヴィヌル、デイビッド・サンボーン、パット・メセニーなど多くの著名ミュージシャンと競演し、自らのソロプロジェクトを率いての定期的な来日公演やNHK「みんなのうた」への楽曲提供、渡辺香津美氏との競演など日本ともかかわりの深いベーシストです。

本器は2019年のNAMMショーにて話題をさらったマークベースが生み出すエレキベースMBのリチャード・ボナモデル「KIMANDU(キマンドゥ)」。上位機種にあたるKILIMANJAROのボディデザインを踏襲しつつ、コストを抑えたモデルです。コストを抑えたと言っても、ピックアップやプリアンプはもちろんのこと、ペグやブリッジなどのハードウェアまで全て自社製品を採用し、自分達が生み出す製品のクオリティコントロールを行う同社の哲学に則っています。

アルダーボディにメイプルネック、メイプル指板にマークベースオリジナルソープバーピックアップとオリジナルプリアンプを搭載し、パッシブでは甘く、太いローエンド、アクティブブーストした際にも決してトゥーマッチになることなく、音色にエッジや煌びやかさを加味します。ボナのように軽やかなキャットウォークピッキングでのメロウな演奏はもちろんのこと、ピックやスラップスタイルでガツンとパワフルな演奏も良いですね。

多彩なジャンルのプレイヤーにこそお試しいただきたい1本です。
お見逃し無く！