60'sBlackfaceと名機Screamerの黄金コンビネーションを高次元で再現した、プリアンプ&オーバードライブの2in1ペダル！
向かって右側がオーバードライブセクション、左側がプリアンプセクションです。
オーバードライブセクションには前述の通り所謂TS系オーバードライブがビルトインされていますが、個人的に一聴した感覚ですと本家よりも少しタイト、若干ですがハイもこちらの方が出ている印象。
大音量のバンドアンサンブルでもしっかりと音が抜けて聞こえそうですね。
このドライブペダルセクションだけでも、クリッピングの対象⇔非対称の切替スイッチやMore Gainスイッチ、更にケース内部にあるディップスイッチの操作により18v昇圧にも対応するなど、いわゆるTS系の定番Modも組み込まれており、これらの組み合わせによって、細かい所までサウンドを追い込める仕様になっています。
プリアンプセクションには、60年代のブラックフェイスと呼ばれるコンボアンプをイメージしたサウンドがシュミレートされており、モデルとなったアンプと同様にブライトスイッチの搭載や、ヘッドルームスイッチにより真空管やスピーカーを交換したかのようなサウンドニュアンスの変更（アンプのモディファイとも言える物をこのスイッチ一つで体現しています！）まで出来てしまうという優れもの。
さらには実機のアンプでは付いていない"Gain"ノブが搭載されていることにより、アンプを大音量で鳴らした時のようなフィールを小音量でも得る事が可能です。
ピッキングの強弱にかなり敏感に反応しますので、クリーン～クランチでニュアンス重視！なギタリストにはピッタリなのではないでしょうか。
前段のオーバードライブを掛けたままでもギター側のボリュームにしっかりと付いてきますし、ハリのあるオーバードライブサウンド～まろやかなクリーンサウンドまでを、ピッキングと右手のボリューム操作のみでも自由にコントロール出来ます。
このペダル1つで大抵のサウンドをカバーできるのでは？と感じられるほどの懐の深さが魅力的なエフェクター！
持ち運ぶ機材はなるべくコンパクトな方がいい！だけどサウンドも妥協したくない！という方や、スタジオやライブハウスでも常に自分のサウンドを奏でたい！というプレイヤーに特にお勧めできるエフェクターです！