ギターズステーション 礒合 興 のスタッフレビュー
今回ご紹介しますのはこちら!

Wampler Pedals Tumnus!

Wampler Pedalsは現役のプレイヤーでもあるBrian Wampler氏が立ち上げたブランド。
氏の類稀なるサウンドデザインのセンスは多くのプレイヤーを魅了し、Andy Wood、Cory Wong、Tom Quaileといった著名なギタリストにも使用されております。

こちらのWampler Pedalsのベストセラー商品、Tumnusは金色の筐体とコントロールノブからも見てわかる通り、人馬一体の伝説的な名機を元に、鬼才Brian Wampler氏によってローノイズ設計、超小型化を実現したペダル!

画像をご覧頂ければお分かりの通り、超小型のミニペダルではありますが、見た目からは想像できない程に、流石は名機を元にしただけはあるビッグなサウンドだと言わざるを得ません。

元となったオリジナルの名器と同様、本機もバッファードバイパスを採用。
ローはより太く、ハイに張りが出るために存在感がハッキリとしつつも全体の音像は程よくシェイプされ、ギタリストにとって必要な部分だけが出力されているようなこの感覚はきっと嫌いな人はいないだろうな...と思える程の良質なサウンド。

もちろんエフェクトサウンドもさすがのWampler、まさに秀逸の一言です。

GAINを低くするとチューブコンボアンプを大音量で鳴らしたようなサチュレーション感のあるクリーンを得る事が可能!
そこからGAINを上げていくとチューブスタックアンプをフルアップで鳴らしたような、立体感のあるオーバードライブサウンドに変化していきます。

GAINは右に振り切ってもそこまでは歪みませんが、さらにギターのVOLを操作する事でクリーン~ミディアムゲインオーバードライブサウンドをシームレスに可変できますので、機能は少ないながらも単体で様々なシチュエーションに対応する事が可能です。

全体的な音像は比較的タイトで抜けが良く、GAINを上げていくと若干粒の粗目なジャキッとしたサウンドになりつつも、耳に痛い部分の角が取れた使いやすいサウンド。

オリジナルの名機と比較すると、もう少し暴れ感や枯れたニュアンスなどを感じる事ができますが、本機はそういったある意味オリジナルの使いにくかった癖をマイルドにした雰囲気と言えるでしょうか。
本機はいわゆるコピーモデルではありますが、あえて電源が内部昇圧されていない点や、クリッピング素子がゲルマニウムではない事など、名器をリスペクトしつつ、プレイヤーが使いやすい製品を作りたいというBrian Wampler氏の拘りを感じる事ができますね。

コントロール系では特にTrebleノブの可変幅が大きく取られている印象ですので、まずは全体の音量とゲインを決めた後に組み合わせるアンプやギターによってTrebleを調整してあげるのが良いかと思います。

そしてもちろん、名器の真骨頂とも言えるプリアンプ/ブースター的な運用にもGood!

ローゲインに設定した本機を、エフェクターボードの先頭で常に掛けっぱなしにして得られる、いわゆるエンハンサー的な効果は決して派手ではありませんが、一度体感してしまうとこれが無くては物足りない!とつい思ってしまうようなハイの煌めき、各弦の分離感と音像の奥行き感を得る事が出来ます!

絶対に無くてはならないペダルとはあえて言いませんが、無いと何かが物足りなくて、結局手放せなくなってしまう...。
シンプルで分かりやすいペダルではありますが、その魅力は正に踏み入れたら簡単には抜け出せない底なし沼の如くです。

お試し頂ければ、必ず本機の実力を感じて頂けること請け合いです!
気になった方はぜひ当店、ギターズステーションにてお試し下さい!
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こちらのWampler Pedalsのベストセラー商品、Tumnusは金色の筐体とコントロールノブからも見てわかる通り、人馬一体の伝説的な名機を元に、鬼才Brian Wampler氏によってローノイズ設計、超小型化を実現したペダル!

画像をご覧頂ければお分かりの通り、超小型のミニペダルではありますが、見た目からは想像できない程に、流石は名機を元にしただけはあるビッグなサウンドだと言わざるを得ません。

元となったオリジナルの名器と同様、本機もバッファードバイパスを採用。
ローはより太く、ハイに張りが出るために存在感がハッキリとしつつも全体の音像は程よくシェイプされ、ギタリストにとって必要な部分だけが出力されているようなこの感覚はきっと嫌いな人はいないだろうな...と思える程の良質なサウンド。

もちろんエフェクトサウンドもさすがのWampler、まさに秀逸の一言です。

GAINを低くするとチューブコンボアンプを大音量で鳴らしたようなサチュレーション感のあるクリーンを得る事が可能!
そこからGAINを上げていくとチューブスタックアンプをフルアップで鳴らしたような、立体感のあるオーバードライブサウンドに変化していきます。

GAINは右に振り切ってもそこまでは歪みませんが、さらにギターのVOLを操作する事でクリーン~ミディアムゲインオーバードライブサウンドをシームレスに可変できますので、機能は少ないながらも単体で様々なシチュエーションに対応する事が可能です。

全体的な音像は比較的タイトで抜けが良く、GAINを上げていくと若干粒の粗目なジャキッとしたサウンドになりつつも、耳に痛い部分の角が取れた使いやすいサウンド。

オリジナルの名機と比較すると、もう少し暴れ感や枯れたニュアンスなどを感じる事ができますが、本機はそういったある意味オリジナルの使いにくかった癖をマイルドにした雰囲気と言えるでしょうか。
本機はいわゆるコピーモデルではありますが、あえて電源が内部昇圧されていない点や、クリッピング素子がゲルマニウムではない事など、名器をリスペクトしつつ、プレイヤーが使いやすい製品を作りたいというBrian Wampler氏の拘りを感じる事ができますね。

コントロール系では特にTrebleノブの可変幅が大きく取られている印象ですので、まずは全体の音量とゲインを決めた後に組み合わせるアンプやギターによってTrebleを調整してあげるのが良いかと思います。

そしてもちろん、名器の真骨頂とも言えるプリアンプ/ブースター的な運用にもGood!

ローゲインに設定した本機を、エフェクターボードの先頭で常に掛けっぱなしにして得られる、いわゆるエンハンサー的な効果は決して派手ではありませんが、一度体感してしまうとこれが無くては物足りない!とつい思ってしまうようなハイの煌めき、各弦の分離感と音像の奥行き感を得る事が出来ます!

絶対に無くてはならないペダルとはあえて言いませんが、無いと何かが物足りなくて、結局手放せなくなってしまう...。
シンプルで分かりやすいペダルではありますが、その魅力は正に踏み入れたら簡単には抜け出せない底なし沼の如くです。

お試し頂ければ、必ず本機の実力を感じて頂けること請け合いです!
気になった方はぜひ当店、ギターズステーションにてお試し下さい!

ギターズステーション 礒合 興 のスタッフレビュー 2024/10/03

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