今回ご紹介しますのはこちら!
Noah’sark octopass8!
2024年10月1日、池部楽器店オリジナルブランド「Noah’sark(ノアズアーク)」がブランドリニューアル!
現在までの販売の中でユーザーの声に耳を傾け、市場には存在しないが求められる製品がある事を学び、楽器販売を通して築いてきたノウハウを基に、商品のジャンルを問わずニーズにあった製品を自社開発するブランドが「Noah’sark」です。
Noah’sarkの始まりは2001年春、21世紀の幕開けを飾る記念碑的ドリームチームギターとして、池部楽器店がプロデュースし、コンバット、クルーズ、ゾディアックワークスの3工房が手を組んだジャパンメイドのカスタムコンポーネントギターとして誕生しました。
その後ユーザーの嗜好を反映し仕様を変えながら生産されましたが、2003年春、エフェクターボードの電源を一台で賄える複数のAC電源とDC電源を備えたパワーサプライ「AC/DC-1」を開発、発売開始。
現在は多くのパワーサプライで見られるこのスタイルですが、それはこのAC/DC-1から広まったとも言えますね。
また2005年にはサウンドメイクに欠かせないエフェクタースイッチャーTBSWシリーズとプログラマブルスイッチャーPTBSを、2006年には、手に取りやすい価格帯で軽量ながら楽器を守る高いクッション性と防水性、バンドマンの使い勝手を徹底的に考慮した大型のサイドポケットを備えたノアズアークセミハードケースを発売。
上記で挙げた製品達は見たことがある!使ってた!という方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介致しますのは、Noah’sarkのブランドリニューアルと同時に発表となりました、業界初となる"LANケーブル"を採用したシールドケーブルです。
このLANケーブルを素材にオーディオケーブルを製品化したのは恐らく業界初。
見た目は普通のケーブルですが、内部に8本の芯線と二重のシールド構造を有しております。
ちなみに...この製品名は、芯線が8本あるという事に加え、普段聞こえていないレンジも届ける(PASS)という意味も込めて「octopass8」と名付けられました。
(綴りを間違えている訳ではありませんよ!)
信号線がケーブルの内部でツイストされている(=ツイストペア)ことによって飛来ノイズの打ち消しをしています。
分かりやすいもので言うとBELDEN 9497(通称ウミヘビ)などが同じ構造ですね。
さらにはその信号線を覆う高周波用アルミテープ+錫メッキ銅編組シールドのダブルシールド構造により、広い周波数帯域にわたって外部ノイズを遮蔽しつつ、叩きノイズに対しても万全な対策が施されているのも好印象!
音質的にはかなりハイファイかつハイレンジな部類のケーブルですので、作り込んだサウンドを極力ダイレクトに出力したい方にはかなりオススメ!
特にFRACTAL AUDIO SYSTEMS AXE-FXシリーズ、KEMPER Profiler Amp、Neural DSP Quad Cortexなどに代表されるハイスペック・アンプ&キャビネットシミュレーターや高品位マルチプロセッサーをお使いの方には超オススメです!
スペックから見ても非常にS/N比が高い事が窺える本製品は、基本はローインピーダンス用のオーディオケーブルという事、ケーブルそのものの硬さも相まって、ギターのアウトからそのまま挿して利用するよりは、エフェクターボードのアウト→アンプのインの接続や、レコーディングなど動きがあまりないシーンなどで使用するのがベター。
個人的にギター→アンプ直にて試奏した際には、同価格帯の他ケーブルと比べて音圧が増したかのような圧倒的な情報量と、硬すぎて手に持ったケーブルそのものが自立してしまったさまにダブルで笑ってしまいました。(もちろんいい意味で)
前述しました通り、本製品はかなり硬い部類のケーブルなので、動きが多い環境にはあまり向きません。
ライブなどでお使いになる際は、エフェクターボードのアウトプット用等、出来るだけケーブルが動きにくい箇所に使用してあげて下さい。
そして今回特にお伝えしたいのが、こちらの商品はケーブルの長さ、※プラグ形状(ストレート/L型等)もお好みの指定でフルオーダーが可能でございます!
(※プラグはオヤイデ電気製の物で固定となります。)
お客様1人1人の環境やニーズに合わせたものを製作致しますので、まずはお問い合わせ頂けると幸いです。
価格以上のサウンドクオリティ、完成度はお試し頂ければ必ず実感して頂けると確信しております!
店頭にてご試奏やオーダーにつきましてもご案内可能でございますので、ぜひ当店、ギターズステーションにてその実力をご確認下さい!
なお、本製品は既に各取扱店の店頭にて販売を開始させて頂いておりますが、Webからのご注文は明日、10/5(土)から開始となります!
こちらもぜひお楽しみに!