アメリカンサウンドを受け継ぐ老舗アンプブランド「MESA/BOOGIE」が遂に日本国内販売を再開しました!

今日ご紹介するアンプは”California Tweed 6V6 2:20 1x10 Combo”です。

メサ本社はカリフォルニア州ペタルーマという町にあり気候の良い、とても過ごしやすい地域です。この辺りはカリフォルニアワインの生産で有名ですね。メサは非常に良い木材を常時大量ストックしていて、その中でもシーズニングされた良い材質だけをキャビネットに使用します。もちろんすべての工程は自社工場で行いますので正真正銘の100%ハンドメイド・アンプなのです。
検品の工程で「ハンマーテスト」を実行しているアンプで有名ですね。ハンマーで組上がったシャーシをハンマーの柄の部分で叩いて耐久テストを行うのです。(本当にやってました)

「California Tweed」はその土地柄やサウンドを表すようなネーミングをモデル名にしたアンプで、いわゆる「クリーントーン」と言われるサウンドを象徴するかのような、古き良きオールディーズなアメリカン・ギターサウンドを体現したモデルです。
出力管にはF社の代表的なアンプ、Princeton ReverbやDeluxe Reverbなどでお馴染みの小出力管「6V6管」を2本使用した、20WクラスAB回路のオールチューブアンプです。整流部にはシリコンダイオードを使用しているのでフルチューブ回路ではありません。

実はこのアンプ、非常に嬉しいことに20Wと小出力アンプながらアッテネーターが付いていて出力を「20W-10W-1W」と3段階に切り替えが可能なので、お部屋のサイズやバンドボリュームに合わせた出力切り替えが出来るのです。特に1W設定時では日本の住宅事情にベストマッチな音量にできるので、マスターボリュームの設定次第では夜間でもピュアな真空管サウンドがお楽しみ頂けます。(これはかなりポイント高いですね!)
ゲインコントロールをフルにしてマスターボリュームを下げれば何とも言えないスイートなオーバードライブサウンドが溜まらないのですよ。
搭載のRecverbには真空管回路を採用した「チューブ・リバーブ」が搭載されています。デジタルエフェクターでは味わえない贅沢で奥行きのあるリバーブが絶品です。
スピーカーユニットにはイタリアのJensen製アルニコ10"スピーカーを搭載して、他に一回り大きな12”スピーカーサイズの「California Tweed 6V6 2:20 1x12 Combo」やヘッドタイプの「California Tweed 6V6 2:20 HEAD」もラインナップしています。

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