今回ご紹介致しますのはこちら!

Soldano SLO-100 Classic Head 【USED】!

1987年に登場して以降、アンプの歪みの理想形として長年に渡り君臨し、今なおその伝説が語り継がれる「Super Lead Overdrive」=SLO-100。

登場以降のあらゆる名盤と呼ばれるレコーディングで用いられ、愛用した著名ギタリストは枚挙に暇がありません。

ミック・マーズ、ウォーレン・デ・マルティーニ、ハワード・リースなどの有名なハードロックギタリストに支持され、ハイゲイン・ブティックアンプの一時代を築いた始祖とも言うべき本機はハイゲインサウンドばかりが取り沙汰される傾向にありますが、一方でクリアなクリーンやブルージーなクランチサウンドも極上の一言。

そのクリアで立体的なクリーントーンとブルージーなクランチトーンは、マーク・ノップラー、エリック・クラプトン、ウォーレン・ヘインズ、ゲイリー・ムーア、ルー・リードなどのHR/HM以外のギタリストにも使用されたりと、まさにジャンルレスなアンプと言えますね。

2018年に創業者のマイク・ソルダーノ氏が突然の引退宣言をし、一時は市場で新品を見かけることができませんでしたが、こちらは本体でのチャンネル切り替えスイッチ、Depthコントロール、レベル調節可能なエフェクトループが追加搭載され再販となったモデルになります。

この追加搭載の機能が正にかゆい所に手が届くと言った所で、現代のニーズにもバッチリ対応したクオリティとなっております。

特にここが!というべき点はやはり、レベル調節可能なエフェクトループが追加された点でしょうか。

SEND⇔RETURN間でのレベルを可変できる為、エフェクトループに接続する機材に最適なレベルに調整する事が可能になっています。

SEND⇔RETURNに何も接続しない場合でも、ループがオンになっていればレベル調整が有効となりますので、バッキング時はエフェクトループをオンにしてFXレベルを下げておき、ソロ時には付属のフットスイッチを利用しエフェクトループをオフにすることで音量を稼ぐといった使い方もできます!

また、フロントパネルに搭載されたチャンネル切り替えスイッチによって別途足元にフットスイッチを用意せずともチャンネルを切り替えられますので、スタジオ等でのレコーディングの際に面倒な配線の引き回しを回避する事が可能ですし、ついうっかりフットスイッチを忘れてしまった!なんて時にも困ることはありません。

あらゆるシチュエーションに対応できるサウンド、機能性、どこをとっても非の打ち所はありません!
そしてデジタルでは再現不可能な、多くのプレイヤーを虜にした「弾き心地」がここにあります!

まさに蘇った伝説とも言うべきそのサウンドをぜひ、あなたの手に!

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