ロックハウスイケベ池袋ギター担当/江原(えはら)です。
今回紹介するのは「Ibanez TM730」です。
普段LPタイプのギターばっかり使っているんですがこういうヤツも好きなんですよ。
このオフセットボディ、手を振ってる?手を上げてる?みたいに見えてかわいらしさを感じています。
皆様ご存知アルダーボディ、指板は最近たま~に見かける「カタロックス」材を使用しています。
この指板、見た目はローズウッドやパーフェローっぽいなと思って弾いてみたんですが全然違います。レスポンスや音の立ち上がり方はメイプル材やエボニー材のような硬い材質の指板に似ています。
ネックのシェイプはちょっと丸め、ちょっとだけグリップ感がしっかりしている印象です。
ブリッジはベントサドルに6点留めのいわゆるヴィンテージスタイルです。ブリッジも駒の種類が違うだけでかなりサウンドの印象変わりますよね。LP使いなのでアーミング時の使い心地は割愛させて下さい・・・
可愛げなルックスですが出てくるサウンドはドライでヴィンテージライクと言いますか、イナタイ感じです。
しかしながらMade In Japanの組み込みの良さ故かそもそもの設計か、無用に暴れる感じは少なく扱いやすさがあります。 ???<「日本製が最高なんだぜ」
ちなみにモデル名に「SP」が付いているのはピックガードの仕様違い(見た目違い)です。べっ甲柄は渋くて出てくるサウンドに似合ってますね。
IVはもともとべっ甲柄で個人的にはこれが一番好きです。
オフセットボディのギターは形とその仕様の特殊性が売りなモデルが多いと思ってますがこのTM730は「正統派シンプル3シングルPUのギター」って感じ?です。