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今回ご紹介させて頂きますのはこちら!

Suhr Amps Hombre Head!

こちらはブランドの創始者であるジョン・サーがギターを弾き始めた頃、氏が最も惹きつけられたというブラウンフェイスデラックスサウンドをモチーフにデザインされたモデルです。

元々のデラックスアンプの持つふくよかで空気感たっぷりな色気のあるサウンドの質感を見事に再現しておりますが、その良さを損なう事なくノイズを減らすために、部品のレイアウト、信号経路に細心の注意が払われつつ、心臓部のトランスには当時のアンプと同じく紙ボビンを使用した米国製のカスタムトランスを採用するなど、まさに拘り尽くされた至極の逸品と言えるでしょう。

出力は18Wと、フルチューブとしては比較的小ワッテージなアンプでありますが、それゆえにサイズも比較的小型ですし、約8.6kgとアンプヘッドとしてはかなり軽量な仕上がりですので、スタジオワークや小~中規模のステージで使用する際にも取り回しが良いのがGood!

元のデラックスアンプはコンボタイプですが、現代の音楽活動においては外付けで様々なスピーカーやキャビネットを組み合わせて使用する事も多いですし、伝統的な仕様に敢えて拘らない所にジョン・サーの拘りを感じますね。

そしてに本機をご紹介するにあたって、搭載エフェクトのDynamic Tube Bias Tremoleも忘れてはいけませんよね。
サウンドそのものは良くあるトレモロなんですが、このトレモロは入力信号の強弱によってエフェクトの掛かり具合が絶妙に変化するんです!

このエフェクトの掛かりの変化具合というのが非常に音楽的で、簡単に言うと強くピッキングした瞬間にトレモロ効果が弱くなり、サスティーンが減衰していくにつれてトレモロが強くなっていく(=元の状態に戻っていく)といった具合。

慣れてしまえばゆったりめにコードバッキングをしつつ、途中途中でオブリを入れる時は強めなピッキングでトレモロ効果を弱くしてフレーズを聴かせるような弾き方が可能!

と言いつつも言葉ではなかなかご説明が難しいですので、今回は動画※もご用意させて頂きました。
少しでも雰囲気が伝われば幸いです!
(※エフェクトの効果を分りやすくする為、アッテネーターを使用し最終的な音量を調整しております。)

この機会にぜひ、ご検討下さいませ!

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