今回ご紹介致しますのはこちら!
J.Rockett Audio Designs Boing Spring Reverb!
J. Rockett Audio Designsは2006年にレコーディング業界で長年の経験を持つセッションミュージシャンであったChris Van TasselとJay Rockettによって設立されたペダルメーカー。
比較的まだ新しいメーカーではありますが、ジェフ・ベック、ビリー・ギボンズ、スティーブ・スティーブンスといった世界的アーティストが使用している事からも、その実力はもはや疑う余地は無いでしょう。
今回ご紹介のペダルはクラシックなデラックスタイプアンプに搭載されていたリバーブを意識した、ブライトかつ暖かみのあるスプリング・リヴァーブの効果を再現したペダルです。
裏蓋を開けてみるとまず目に入るのが画像の2枚目、Accutronicsのデジタル・リバーブモジュール。
Accutronicsは元々、1934年頃からハモンドオルガンを製造していたメーカー(社名も現在とは異なります。)でありますが、1960年頃に同社によって開発された革新的なスプリング・リバーブユニットは当時のオルガンのみならず、レオ・フェンダーによってフェンダーアンプのリバーブユニットとしても採用され、以降ギターアンプのリバーブユニットの定番となったメーカーであります。
今回のペダルに内蔵されているモジュールにつきましても、そんな老舗のメーカーによるスプリング・リバーブを再現したモジュールとなっており、本来はアンプに内蔵されるクラスの高品位なパーツを大胆にも採用している事からも、J.Rockett Audio Designsのリバーブに対する本気度が窺い知れます。
既成のモジュールを使用しているが故に細かいエフェクトの調整こそできませんが、その音質は自信を持ってオススメできる逸品です。
見てわかる通り操作できるノブは一つだけと言えども、裏を返せば悩まずに素早いセッティングが可能という事ですし、大きなノブは演奏中に足で操作が出来るので、個人的にはこういったシンプルで分かりやすいペダルは大好きです。
あと個人的に驚いたのが、このサイズにして電池が内蔵できる点。
デジタルモジュールを使用している分、消費電力はちょっと高め(約60mA程)ではありますが、この程度なら十分電池も持ちますし、フラッとスタジオやセッションに持って行く際にも電源いらずなのは嬉しいポイントですね!
高音質でシンプル、コンパクトなリバーブをお探しの方に超オススメです!
ぜひ当店にてこの実力をお試し下さい!