ハートマンヴィンテージギターズ 小松崎 のスタッフレビュー
【ジャガーのお話】

『Jaguar(ジャガー)』の登場は1962年、Fender主要モデルのなかでは最後に登場しました。当時の価格は379ドル50セント、主要モデルのなかではもっとも高価で、当時の最上位機種と認識されていました。ちなみにネイティヴの方の発音は「ジャグワー」が近いですよね、ご存じの方も多いかと思われます。

積極的に採用されたカラーバリエーションや多くの金属パーツやスイッチによって最上位機種に相応しい豪華なルックスを誇りましたが、ネックスケールはなぜか短めの24インチが採用されます。これは、当時流行していたサーフミュージックの影響で、いわゆるテケテケサウンドを得られやすいサスティンの短い仕様を取り入れたためといわれています。その後ハードロックの流行により、ギターにロングサスティンを求められることが多くなったため、「ジャグワー」は人気を失っていきます。

クセのあるサウンドやプレイアビリティのおかげで活躍の場は制限されるものの、世界中のギタリストに愛されてきたのも事実で、グランジロックのアイコン的なあの人が改造もののジャガーを使用したことで1990年代以降、現在まで再びじわじわと人気を獲得し続けております。

そのうち「ジャグワー」の魅力をたっぷりお伝えできる機会があるといいなと思います。
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【ジャガーのお話】

『Jaguar(ジャガー)』の登場は1962年、Fender主要モデルのなかでは最後に登場しました。当時の価格は379ドル50セント、主要モデルのなかではもっとも高価で、当時の最上位機種と認識されていました。ちなみにネイティヴの方の発音は「ジャグワー」が近いですよね、ご存じの方も多いかと思われます。

積極的に採用されたカラーバリエーションや多くの金属パーツやスイッチによって最上位機種に相応しい豪華なルックスを誇りましたが、ネックスケールはなぜか短めの24インチが採用されます。これは、当時流行していたサーフミュージックの影響で、いわゆるテケテケサウンドを得られやすいサスティンの短い仕様を取り入れたためといわれています。その後ハードロックの流行により、ギターにロングサスティンを求められることが多くなったため、「ジャグワー」は人気を失っていきます。

クセのあるサウンドやプレイアビリティのおかげで活躍の場は制限されるものの、世界中のギタリストに愛されてきたのも事実で、グランジロックのアイコン的なあの人が改造もののジャガーを使用したことで1990年代以降、現在まで再びじわじわと人気を獲得し続けております。

そのうち「ジャグワー」の魅力をたっぷりお伝えできる機会があるといいなと思います。

ハートマンヴィンテージギターズ 小松崎 のスタッフレビュー 2024/07/14

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