ハートマンヴィンテージギターズ 小松崎 のスタッフレビュー
【ウォルナットカラーのお話】

1969年に登場したギブソンの新色『Walnut(ウォルナット)』カラーは、SGシリーズやEBシリーズ、ESシリーズなど当時の主要モデルや、この年から登場したES-150DCといった新作にもレギュラーカラーのひとつとして採用されました。

1970年代になると各モデルでウォルナットカラーの生産がぐっと増えます。例えばES-335TD、1973年の出荷スタッツをみてみると、1960年代では数多く生産されていたサンバーストカラーの出荷が540本程に対し、ウォルナットカラーは2012本程出荷されています。

このウッディで渋いブラウンは、特にメイプル材では木目を際立たせるのに効果的に見えますね。SGシリーズの最上位機種『SG Custom』では、それまでのホワイトカラーに取って代わり、1969年からウォルナットカラーがレギュラーカラーになるなど、メーカー側のプッシュの度合いが伺えます。ウォルナットカラーは、1970年代の代表的なカラーとしてヴィンテージファンのあいだで今でも愛されています。
by
スタッフレビュー詳細ページ| ギターやベースなどの楽器販売・買取・エンタメなんでも揃う日本最大級の楽器専門店。
小松崎

小松崎

ハートマンヴィンテージギターズ

>>スタッフ紹介

【ウォルナットカラーのお話】

1969年に登場したギブソンの新色『Walnut(ウォルナット)』カラーは、SGシリーズやEBシリーズ、ESシリーズなど当時の主要モデルや、この年から登場したES-150DCといった新作にもレギュラーカラーのひとつとして採用されました。

1970年代になると各モデルでウォルナットカラーの生産がぐっと増えます。例えばES-335TD、1973年の出荷スタッツをみてみると、1960年代では数多く生産されていたサンバーストカラーの出荷が540本程に対し、ウォルナットカラーは2012本程出荷されています。

このウッディで渋いブラウンは、特にメイプル材では木目を際立たせるのに効果的に見えますね。SGシリーズの最上位機種『SG Custom』では、それまでのホワイトカラーに取って代わり、1969年からウォルナットカラーがレギュラーカラーになるなど、メーカー側のプッシュの度合いが伺えます。ウォルナットカラーは、1970年代の代表的なカラーとしてヴィンテージファンのあいだで今でも愛されています。

ハートマンヴィンテージギターズ 小松崎 のスタッフレビュー 2024/07/29

OTHER REVIEWSこのスタッフの他のレビュー

  1. 小松崎のレビュー画像
    小松崎

    小松崎

    ハートマンヴィンテージギターズ

  2. 小松崎のレビュー画像
    小松崎

    小松崎

    ハートマンヴィンテージギターズ

  3. 小松崎のレビュー画像
    小松崎

    小松崎

    ハートマンヴィンテージギターズ

  4. 小松崎のレビュー画像
    小松崎

    小松崎

    ハートマンヴィンテージギターズ

  5. 小松崎のレビュー画像
    小松崎

    小松崎

    ハートマンヴィンテージギターズ