リボレ秋葉原店 秋庭 のスタッフレビュー
今回はスタジオミュージシャン達も惚れ込むブランド "VARITA" より『Soltar Standard 5053』のご紹介です。
こちらはシンプルなルックスながら、サウンドやプレイアビリティにたくさんの魅力が詰まった一本に仕上がっています。

昨今値上げが激しいため、この価格帯で一生モノのポテンシャルを持っているギターはかなり希少になりました…
知る人ぞ知るブランドかつ "個人的激推し" なこともあり、細かなところまで見ていきたいと思います💪


こちらはボディにアルダー材のみを使用し、同ブランドでよく見られるキルトやフレイムメイプルを採用せず、マテリアルとしてはシンプルな仕上げです。そのためボディトップのエッジも丸みがあり、アルダー材と合わさってミッドレンジが豊かなサウンドになっています。


ネック材はあえて剛性の高い柾目ではなく、鳴りが豊かな "板目" にとられたメイプルを使用。このような部分からもいかにサウンドに重きを置いているかが垣間見れます。
ネックシェイプも細目でかなり握りやすく、さすが時間をかけて丁寧に仕上げられていることもあり、握りこみスタイルからハイポジションでのプレイも全く違和感なく弾けます。手の小さい人でも握りやすいシェイプだなぁと感じました👀


PUには、カリフォルニア製のハンドメイドPU "Raw Vintage"の RV-PAF & RV-60 を搭載。どちらもパワーは控えめの暖かみがあるサウンドで、ヴィンテージ特有のニュアンスを出しやすくも扱いやすいモダンさも兼ね備えています。
またディストーションレベルまで歪ませても音の粒は整っているので、ハードなゲインサウンドでも音はつぶれずしっかりとポテンシャルを発揮してくれます!

そしてコントロールは フロント&リアPU にコイルタップが付いているので、SSSスタイルでの使用も可能です。
さらにトーンポットを引き上げれば、ミドルポジション以外ではフロントとリアがONになるので、セレクターのハーフトーンでは "フロント&ミドル&リア"、 フロントとリアのポジションでは "フロント&リア" になります。
スタジオミュージシャンにも非常によく好まれるサウンドで、タップと合わせると音色の幅がかなり広く、抜かりのないポテンシャルを備えています💪


ペグには Gotohマグナムロックモデル(Humming Bird BlueのみHAPMモデル) のスタッガード仕様、ブリッジにはウィルキンソンの "VS-100" を採用。
今ではどちらも当たり前に使われてますが、ポテンシャルもクオリティもしっかりとしたパーツで本当に素晴らしく、まさしくプロユースのクオリティを持っています。


そして仕上げのセットアップは、あのギターテック界の巨匠 "志村昭三" 氏が一本一本丁寧に行っています。

主にどんなアーティストを手掛けているかというと、今剛、SUGIZO(XJAPAN・LUNASEA)、Toru(ONE OK ROCK)※敬称略 などなど…これでもほんの一部にしかすぎず、スタジオミュージシャン含め数多くのアーティストが志村氏のセットアップを受けています。
他にも "Providence" ギターの監修や本人自らによる調整など、現在も日本屈指のビルダー/セットアッパーとして最前線で活躍しています。
(ちなみにあの "Seymour Duncan" を日本へ最初に持ち込んだのもこの方です)

そのセットアップでどんな効果があるのかというと、『そのギターが持つポテンシャルを調整で最大限に引き出しつつ、弾きやすさも兼ね備えている』という、なんとも魔法のようなセットアップを行います。
正直、手を入れている部分が多すぎるので一概には言えないのですが、持った瞬間に「これは他のギターとフィーリングが明らかに違う…!!」と感じることができます。

これだけは本体を持たないと感じられない、楽器が芯から鳴っている本当に魔法のような感覚です…


ヴィンテージギターのようなフィーリングながら、モダンな要素を詰め込んでオールドスタイルから現代のジャンルまで幅広く対応できるまさしく逸品中の逸品。
確かな戦闘力を備えた "本物の楽器" を知りたい方にぜひオススメのギター!!長く書き連ねましたが、魅力が少しでも伝われば幸いです🙏
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秋庭

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今回はスタジオミュージシャン達も惚れ込むブランド "VARITA" より『Soltar Standard 5053』のご紹介です。
こちらはシンプルなルックスながら、サウンドやプレイアビリティにたくさんの魅力が詰まった一本に仕上がっています。

昨今値上げが激しいため、この価格帯で一生モノのポテンシャルを持っているギターはかなり希少になりました…
知る人ぞ知るブランドかつ "個人的激推し" なこともあり、細かなところまで見ていきたいと思います💪


こちらはボディにアルダー材のみを使用し、同ブランドでよく見られるキルトやフレイムメイプルを採用せず、マテリアルとしてはシンプルな仕上げです。そのためボディトップのエッジも丸みがあり、アルダー材と合わさってミッドレンジが豊かなサウンドになっています。


ネック材はあえて剛性の高い柾目ではなく、鳴りが豊かな "板目" にとられたメイプルを使用。このような部分からもいかにサウンドに重きを置いているかが垣間見れます。
ネックシェイプも細目でかなり握りやすく、さすが時間をかけて丁寧に仕上げられていることもあり、握りこみスタイルからハイポジションでのプレイも全く違和感なく弾けます。手の小さい人でも握りやすいシェイプだなぁと感じました👀


PUには、カリフォルニア製のハンドメイドPU "Raw Vintage"の RV-PAF & RV-60 を搭載。どちらもパワーは控えめの暖かみがあるサウンドで、ヴィンテージ特有のニュアンスを出しやすくも扱いやすいモダンさも兼ね備えています。
またディストーションレベルまで歪ませても音の粒は整っているので、ハードなゲインサウンドでも音はつぶれずしっかりとポテンシャルを発揮してくれます!

そしてコントロールは フロント&リアPU にコイルタップが付いているので、SSSスタイルでの使用も可能です。
さらにトーンポットを引き上げれば、ミドルポジション以外ではフロントとリアがONになるので、セレクターのハーフトーンでは "フロント&ミドル&リア"、 フロントとリアのポジションでは "フロント&リア" になります。
スタジオミュージシャンにも非常によく好まれるサウンドで、タップと合わせると音色の幅がかなり広く、抜かりのないポテンシャルを備えています💪


ペグには Gotohマグナムロックモデル(Humming Bird BlueのみHAPMモデル) のスタッガード仕様、ブリッジにはウィルキンソンの "VS-100" を採用。
今ではどちらも当たり前に使われてますが、ポテンシャルもクオリティもしっかりとしたパーツで本当に素晴らしく、まさしくプロユースのクオリティを持っています。


そして仕上げのセットアップは、あのギターテック界の巨匠 "志村昭三" 氏が一本一本丁寧に行っています。

主にどんなアーティストを手掛けているかというと、今剛、SUGIZO(XJAPAN・LUNASEA)、Toru(ONE OK ROCK)※敬称略 などなど…これでもほんの一部にしかすぎず、スタジオミュージシャン含め数多くのアーティストが志村氏のセットアップを受けています。
他にも "Providence" ギターの監修や本人自らによる調整など、現在も日本屈指のビルダー/セットアッパーとして最前線で活躍しています。
(ちなみにあの "Seymour Duncan" を日本へ最初に持ち込んだのもこの方です)

そのセットアップでどんな効果があるのかというと、『そのギターが持つポテンシャルを調整で最大限に引き出しつつ、弾きやすさも兼ね備えている』という、なんとも魔法のようなセットアップを行います。
正直、手を入れている部分が多すぎるので一概には言えないのですが、持った瞬間に「これは他のギターとフィーリングが明らかに違う…!!」と感じることができます。

これだけは本体を持たないと感じられない、楽器が芯から鳴っている本当に魔法のような感覚です…


ヴィンテージギターのようなフィーリングながら、モダンな要素を詰め込んでオールドスタイルから現代のジャンルまで幅広く対応できるまさしく逸品中の逸品。
確かな戦闘力を備えた "本物の楽器" を知りたい方にぜひオススメのギター!!長く書き連ねましたが、魅力が少しでも伝われば幸いです🙏

リボレ秋葉原店 秋庭 のスタッフレビュー 2024/08/22

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