リユースギター担当の山田です。
今回ご紹介するのは、その名のとおりマニアックなギターやエフェクターなどを手掛ける日本のブランド、Crews Maniac SoundのSTタイプ「VINTAGE LINE ST-64 "HUGE" (LPB) w/K&T HS-64」です。
Crewsのギターは国内のスタジオ/セッションギタリストに愛用者が多く、私のギターヒーローのひとり、WANDSの柴崎さんがabingdon boys schoolのレコーディング等で同社のBottom’s UpやAristotelesを使用されていたことを知って以来、私もCrewsのSTタイプを愛用しています(笑)
(余談ですが、「Bottom’s Up」という製品の名付け親はあのMicheal Landauだそうです!)
そんな私もおすすめの今回のST-64。同社のフラグシップともいえるVINTAGE LINEのラインナップのひとつで、60年代中期に存在する通常よりも「やや厚みのある」ネックグリップを再現した、というところからも同社のマニアックさが伺えます。
実際にネックを握ってみると「確かに少し感触は違うけど太くは感じない」絶妙なグリップ感と極薄のラッカー塗装の効果もあり、スムーズな運指が可能です!
他にもラウンド貼りの極上ブラジリアンローズウッド指板やブラス素材にこだわったクルーソンタイプのペグ、ひとりの職人により手巻きで製作されているK&Tピックアップなど、様々な要素が相まった結果、
「ピッキングニュアンスをダイレクトに伝え、立ち上がりの速さと太さを兼ね備えたST」
を実現しています!
また、ブリッジにはHighwood Guitarparts社の「HG Contoured Vintage Guitar Saddle」を採用。
私もCrewsギターはRaw Vintage Saddleに交換しており、「スティールに直接ニッケルメッキ加工」という点ではコンセプトの近い製品ですが、このブリッジの「現行調整用ビスが飛び出ない」という構造を探し求めていた方も多いのでは?
ギターミュージックはもちろん、歌モノのバッキングでも扱いやすい64スタイルのST。
国産ギター好きの方や上質なSTをお探しの方は是非一度お試しください!!