今回は "Deviser One Day Guitar Show 2024" にて獲得した選定品『momose MT-Premium/BM』のご紹介です。
こちらはギターショーなどのイベントでのみ特別製作される "Premium Collection" シリーズの一本です。
これはまた見事な杢目の バールメイプルトップ です…✨
全体的に満遍なくバール杢がでていますが、センター部分は控えめで豪快なキルト杢のような雰囲気も楽しめます👀
ボディバックにはアルダー材を使用し、マテリアルとしては 硬めのメイプルトップ×アルダーバック の王道な組み合わせに仕上がっています💪
カラーリングには縦方向にグラデーションをかけた "ブルー・ヴァーティカル・グラデーション・マット" を採用しています。通常は横方向のグラデーションカラーが多いですが、ココを縦にすることで同じカラーでも雰囲気がガラッと変わります💪
特にこの個体はセンター部分のバール杢が少なめなので、すこしナチュラルなカラーリングを施してよりウッディな雰囲気を強調できてとてもキレイにマッチングしていると思います👀
そしてネックには、ギターでは珍しく "ウェンジ" を使用。ウェンジ材は黒と茶色の杢目が印象的で、木材自体は硬くて重量があるのが特徴です。
鳴らしてみるとやはり重厚感のある鳴りをしていて、握っている左手にもロー感のある振動が伝わってきます👀
また木材の傾向から通常は重くなりがちなのですが、ボディもあわせた総重量はなんと "3.33kg" と軽量に仕上げられています!
アルダーやウェンジ材を使用しても軽めの重量ですので ロー~ローミッド も強すぎず程よくスッキリしています💪
PUにはディバイザーブランドのハイエンドモデルでもよく使われている Mojotone より "ATQ60 Tele" を採用しています。
こちらは元々MojotoneでラインナップしているTLタイプPUを元に、ディバイザーが自社製品への組み込みのため独自に仕様変更をオーダーしたモデルです。
歯切れの良いクリスピーなハイが特徴のサウンドに低中域が伝わるウッドマテリアルを採用しているので、出音はいわゆるハイファイなテレキャスサウンドではなく、すべての音域が整ってキレイに出力されて暖かみも感じられるサウンドに仕上がっています。
特にフロントPUはローが豊かなので、クリーンでもゲインでもウォームで上品で味のあるサウンドを奏でられます💪
ウッドマテリアル、カラーリング、サウンドの全てが極上に仕上がった一本!
ふつうのTLモデルとはひと味違った、まさしく "プレミアム" な逸品です✨