プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のスタッフレビュー
プレミアムベース大阪、小村です。

ちょっと先の話ですが…どうやら7~8年ぶり?に「ベーシスト」として舞台に立つ予定が出来そうでして。
"コムベース"を一通りメンテナンスしつつ、ベーシストとしての「勘」を取り戻し中です。
こんだけ日々弾いているのはベースをガチッてた以来です。
気合入れて臨もうと思います。(まぁそもそもベーシストなんですけどね、)

さて、そんなわけで自ら物理的にベースと「向き合う」ことになったのですが、練習がてら…フラクタルを色々イジッてます。
ぶっちゃけ、買ってからほぼベースを繋いでませんでしたので、ここにきてようやく「for Bass」が本領を発揮してくれそうです(汗)

というわけで、今回は小村のプリセットを見せちゃいます!!!
(ちなみにコレ、現行のMARK II Turboはもちろんの事、FM9とAXE-Fx IIIでも同じように出来ます。)
じゃあ、左から順にいきますねー。

あ、各ブロックは見やすくなればな~と思い、自宅PCでエディターに繋いだ状態の画像を用意してきました。
先ずはINPUTブロックです。
ちなみにこれを並べないと音が出ません。「入力」が無い状態なので。
このブロック、ノイズゲートが一緒にかけられるのですが、ベースですしそんなにバリバリ歪ませる訳ではないので完全に切っちゃってます。
(ちなみにギター用プリセットでもここで掛けずに別でGATEブロック使ってます。)

続いて向かいますはCOMPブロックです。
各種試した上で「JFET COMPRESSOR」を選びました。…コレの音のイメージは説明書によると1176系だそうで。
派手に潰すとか補正するというよりは、音にメリハリを付ける、というイメージで並べてます。
設定を決めるにあたり、店にある「Cali76」を触って研究しまくりました。

続いてDRIVEブロックを置いてます。
こちらは「Blackglass 7K」をチョイスしました。もうこの名前が答えです。
ちなみにここはチャンネル機能を活用してA/Bで切り替えを行えるようにしてます。
Aは歪み、Bはセッティングそのままに歪みを切ったクリーンという具合です。
モチーフがモチーフなので"Ultraを置いている想定"でこのセッティングにしてます。

続いて向かう先はAMPブロック。
当初はベースアンプのモデリングを使っていましたが、ちょっとオモロイ事をしてみようと思い、敢えてベースアンプではなく「Tube Pre」というモデリングをチョイスしました。
もうその名の通り「真空管入りプリアンプの音」だそうです。具体的な機種は…説明書を見る限りなさそうですね。
こちらはシャカリキで弾いて歪まない程度にゲインを調整し、EQで音を整えています。
↑のイメージで弄った結果、ゲインはマックスになりました。EQはグローバルEQ機能を使って状況に応じて、という想定です。
完全に一緒ではないですが…意図は察してください。
そして、こうしているので前段に置いた「DRIVEブロックのBlackglass7K」で「ベースっぽさ」を出す訳です。

そしてAMPブロックの後ろで2系統に分岐します。
一方はCABブロックからのOUT 1ブロック…XLRアウトから出力されます。PA行きの信号です。
ちなみに、定番8x10キャビをセットしてます。1と2がありますが、片方しか生かしてません。
もう一方はOUT 2ブロック…フォンアウトから出力されます。アンプ行きの信号です。

ちなみにCABブロックの後ろにREVERBブロックを置いてますが、これは自宅練習用で極々うっすいルームリバーブをかけてます。
無くてもいいんですけど「ほんのちょっとの立体感」の為だけに入れてます。
やっぱ折角できるんで「っぽい」感じがいいやん?気分上がるやん?
REVERBブロックの前後は悩んだんですけど、今のところコッチがしっくり来てます。

中身はこんな感じで、続いてスイッチの割り当てを。

家の練習では音色切替をSCENE切替で対応してますが、実戦は誤動作が怖すぎるので、実戦用スイッチレイアウトを組みました。
左はDRIVEブロックのチャンネル切替をセットしてます。もちろん、音切れの心配も無いです。
そして中央は空っぽ。
何か別のエフェクターを入れた時の為に一旦ブランクにしてますけど…果たして何か入れるような事があるかなぁ…。
そして右は内蔵チューナーに一発でアクセスできるようにしました。
(あ、被せてるスイッチハットはTrue Dynaの物です。選んだ理由ですか?TRUEって書いてるからです!以上!)

ホントはパライコを筆頭に各種駆使してバチバチに作り込みたいところですが、やり過ぎるとゴールを見失うので一旦コレで落ち着きました。
XLRアウト…いわばライン側はもうちょっと改善の余地ありっすね。

ほんでこの設定のフラクタルを常設アンプのリターンにぶっ挿し、コムベースを繋いでチューニングすれば速攻でカマせる、というのが僕の装備の全てです。
本音言うとパワーアンプもちゃんとした奴欲しいけど…ベースでってなると悩みますね(汗)
後は基本電車移動なので(汗)

まぁこういう機材なので「難しそう」がまず一番に来てしまう気持ちは十分分かります。
ですが、ぶっちゃけ先ずはプリセットで気に入ったヤツを見つけて何もいじらず音を出す、を最優先に触ってもらって大丈夫です。
恐らくそうやってしばらく使っていくと「あれがやりたい」「コレがしたい」とか「コレが出来るなら…」「アレを別の解釈で…」っていう具合に沼にハマっていきますんで(笑)
僕はまだ「コンシェルジュ」ではないんですが「気軽に弾く」程度には触れるので「気になるけど実際どうなん?」とか「ひとまず弾いてみたいな~」って方はお気軽にお尋ねください。
ちょっと踏み込んだことは…当店の「コンシェルジュ」、リユース山田さんをお訪ね下さい。

とにもかくにもいい機材なのはユーザー目線で保証しますので、臆せず触ってみて下さい。

…ちなみに、コムベースも含めまして「俺の音」は今、ウチで全部買えます。
流石にそんな物好きはいないとは思いますが…ご興味あれば是非(笑)
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小村 拓摩

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プレミアムベース大阪、小村です。

ちょっと先の話ですが…どうやら7~8年ぶり?に「ベーシスト」として舞台に立つ予定が出来そうでして。
"コムベース"を一通りメンテナンスしつつ、ベーシストとしての「勘」を取り戻し中です。
こんだけ日々弾いているのはベースをガチッてた以来です。
気合入れて臨もうと思います。(まぁそもそもベーシストなんですけどね、)

さて、そんなわけで自ら物理的にベースと「向き合う」ことになったのですが、練習がてら…フラクタルを色々イジッてます。
ぶっちゃけ、買ってからほぼベースを繋いでませんでしたので、ここにきてようやく「for Bass」が本領を発揮してくれそうです(汗)

というわけで、今回は小村のプリセットを見せちゃいます!!!
(ちなみにコレ、現行のMARK II Turboはもちろんの事、FM9とAXE-Fx IIIでも同じように出来ます。)
じゃあ、左から順にいきますねー。

あ、各ブロックは見やすくなればな~と思い、自宅PCでエディターに繋いだ状態の画像を用意してきました。
先ずはINPUTブロックです。
ちなみにこれを並べないと音が出ません。「入力」が無い状態なので。
このブロック、ノイズゲートが一緒にかけられるのですが、ベースですしそんなにバリバリ歪ませる訳ではないので完全に切っちゃってます。
(ちなみにギター用プリセットでもここで掛けずに別でGATEブロック使ってます。)

続いて向かいますはCOMPブロックです。
各種試した上で「JFET COMPRESSOR」を選びました。…コレの音のイメージは説明書によると1176系だそうで。
派手に潰すとか補正するというよりは、音にメリハリを付ける、というイメージで並べてます。
設定を決めるにあたり、店にある「Cali76」を触って研究しまくりました。

続いてDRIVEブロックを置いてます。
こちらは「Blackglass 7K」をチョイスしました。もうこの名前が答えです。
ちなみにここはチャンネル機能を活用してA/Bで切り替えを行えるようにしてます。
Aは歪み、Bはセッティングそのままに歪みを切ったクリーンという具合です。
モチーフがモチーフなので"Ultraを置いている想定"でこのセッティングにしてます。

続いて向かう先はAMPブロック。
当初はベースアンプのモデリングを使っていましたが、ちょっとオモロイ事をしてみようと思い、敢えてベースアンプではなく「Tube Pre」というモデリングをチョイスしました。
もうその名の通り「真空管入りプリアンプの音」だそうです。具体的な機種は…説明書を見る限りなさそうですね。
こちらはシャカリキで弾いて歪まない程度にゲインを調整し、EQで音を整えています。
↑のイメージで弄った結果、ゲインはマックスになりました。EQはグローバルEQ機能を使って状況に応じて、という想定です。
完全に一緒ではないですが…意図は察してください。
そして、こうしているので前段に置いた「DRIVEブロックのBlackglass7K」で「ベースっぽさ」を出す訳です。

そしてAMPブロックの後ろで2系統に分岐します。
一方はCABブロックからのOUT 1ブロック…XLRアウトから出力されます。PA行きの信号です。
ちなみに、定番8x10キャビをセットしてます。1と2がありますが、片方しか生かしてません。
もう一方はOUT 2ブロック…フォンアウトから出力されます。アンプ行きの信号です。

ちなみにCABブロックの後ろにREVERBブロックを置いてますが、これは自宅練習用で極々うっすいルームリバーブをかけてます。
無くてもいいんですけど「ほんのちょっとの立体感」の為だけに入れてます。
やっぱ折角できるんで「っぽい」感じがいいやん?気分上がるやん?
REVERBブロックの前後は悩んだんですけど、今のところコッチがしっくり来てます。

中身はこんな感じで、続いてスイッチの割り当てを。

家の練習では音色切替をSCENE切替で対応してますが、実戦は誤動作が怖すぎるので、実戦用スイッチレイアウトを組みました。
左はDRIVEブロックのチャンネル切替をセットしてます。もちろん、音切れの心配も無いです。
そして中央は空っぽ。
何か別のエフェクターを入れた時の為に一旦ブランクにしてますけど…果たして何か入れるような事があるかなぁ…。
そして右は内蔵チューナーに一発でアクセスできるようにしました。
(あ、被せてるスイッチハットはTrue Dynaの物です。選んだ理由ですか?TRUEって書いてるからです!以上!)

ホントはパライコを筆頭に各種駆使してバチバチに作り込みたいところですが、やり過ぎるとゴールを見失うので一旦コレで落ち着きました。
XLRアウト…いわばライン側はもうちょっと改善の余地ありっすね。

ほんでこの設定のフラクタルを常設アンプのリターンにぶっ挿し、コムベースを繋いでチューニングすれば速攻でカマせる、というのが僕の装備の全てです。
本音言うとパワーアンプもちゃんとした奴欲しいけど…ベースでってなると悩みますね(汗)
後は基本電車移動なので(汗)

まぁこういう機材なので「難しそう」がまず一番に来てしまう気持ちは十分分かります。
ですが、ぶっちゃけ先ずはプリセットで気に入ったヤツを見つけて何もいじらず音を出す、を最優先に触ってもらって大丈夫です。
恐らくそうやってしばらく使っていくと「あれがやりたい」「コレがしたい」とか「コレが出来るなら…」「アレを別の解釈で…」っていう具合に沼にハマっていきますんで(笑)
僕はまだ「コンシェルジュ」ではないんですが「気軽に弾く」程度には触れるので「気になるけど実際どうなん?」とか「ひとまず弾いてみたいな~」って方はお気軽にお尋ねください。
ちょっと踏み込んだことは…当店の「コンシェルジュ」、リユース山田さんをお訪ね下さい。

とにもかくにもいい機材なのはユーザー目線で保証しますので、臆せず触ってみて下さい。

…ちなみに、コムベースも含めまして「俺の音」は今、ウチで全部買えます。
流石にそんな物好きはいないとは思いますが…ご興味あれば是非(笑)

プレミアムベース大阪 小村 拓摩 のスタッフレビュー 2025/02/20

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