ギター史に燦然と輝く偉大なLes Paulモデルが帰還を果たした1968年。
Les Paul Standardと並び永遠のロックアイコンとしてスタイリッシュなロックギタ-リスト達に愛され続けるLes Paul Customは、50年代のオールマホボディーとは異なるメイプルボディトップが採用される事でより一層メリハリのあるロックサウンドを獲得したからこそのサウンドもそこにはあります!
ロックサウンドを作り上げた、この時期のこの仕様をお探しの方に送る1968Les Paul Customをご紹介します!
今やGibsonの代表機と言えるLes Paulは、実はオリジナルの生産年数は少なく、Les Paul Standardの51年の発表から、1960年までと僅か10年で一度幕を下ろし、SGへと移行されました。
Les Paul Customは、更に短く、そのStandardの上位機種として、54年に技術の粋と贅を尽くしたパッケージで登場し、同じく60年を最後に一度生産が完了されながらも、今もBlack Beautyと言われるロックアイコンとして君臨し続けるのは、当時からのその完成度の高さからと言えるでしょう。
60年に一度は幕を下ろしながらも、60年代中~後期からの音楽シーンの変化から、時代がLes Paulのサウンドを求め復活したのが、このモデルのベースとなった1968年になります。
68年の復活では皆様ご存知の様に、Les Paul StandardはGold TopにP90を搭載した56年スタイルとなりましたが、Les Paul Customは、当時と同様の2ハムバッカーに、マルチレイヤーバインディング、ゴールドハードウエアとルックスは完全に再現されました。
しかしながら、当時の生産工程等の影響から、ボディーにはLes Paul Standardと同様のメイプルトップが採用され、ヘッド角も65年以降のSG等からの流れを受けた50年代のオリジナル17度に対して14度と浅いヘッド角が採用されたのです。
この仕様変更を受けた、適度に落ちたテンション感とメイプルトップだからこそ得られるアタックのあるサウンドも、当時から現在に向けては評価が高く、今なおこのスペックを求めれる方が多いの事からもその価値を知る事が出来るでしょう!
本機は、当時のスペックを再現する為に大好評を博した2018年に生産されたLes Paul Custom 50th Anniversaryモデルのスペックを基本的に踏襲したカスタムオーダーのAged Classic White VOS!
ブリッジはナイロンサドルでは無く、ブラスサドル&ノンリテナーを搭載される事で、更なるロックトーンも獲得しています。
フィニッシュには、オリジナル当時には存在は確認出来ないながらも、70年代に生産され、またそれもロックスターのアイコンとして君臨するAged Classic Whiteでオーダーしました!
近年の適度なアンティークコートと、ホワイトのコンビネーションが生み出す、ナチュラルなAged Classic Whiteは一見すれば、その佇まいに惚れ惚れする事請け合いです!
実は、通常のコアモデルではエボニーブラックのグロスのみしか生産されていない事からも、このカラーリング&VOSでの入手は、この様なカスタムオーダーで無ければ店頭に並ぶ事は無いのです!
細部に亘るスペックもペグには、当時を彷彿とさせるメタルキーのKluson 501-VX 通称ワッフルバックが採用するなど一切の妥協は無く、上級モデルらしい高級感に溢れた佇まいに仕上がっています!
ありそうで、実はあまりない、皆様が求めるスペックで入荷したイケベオーダーの実力を是非貴方の手に!
今回他店には奇跡の2NDも入荷していますので、そちらもコンディションをご確認いただき併せてご検討下さい!