どうも、リユースギター担当の山田です。
本日ご紹介するのは機材では無く、昨年末に闘病の末亡くなったギタリスト、ジョン・サイクス関連の書籍になります。
サイクスといえば「Tygers of Pan Tang」、「Thin Lizzy」、「Whitesnake」、「Blue Murder」などでギタリストとしてはもちろんボーカリストやコンポーザーとしても活躍した名プレーヤーで、黒いレスポールカスタムとMarshall JCM800直結、敬愛するゲイリー・ムーア直系のフルピッキングのソロというイメージを持たれる方が多いと思います。
しかし実はWhitesnakeやBlue Murder期にはFenderやCharvelのストラトタイプやMesa/BoogieのMark IIIやRectifierやラックエフェクトシステムをライブやレコーディングで使用していたことはご存じでしょうか。
また、エディ、ヴァンヘイレンも敬愛していたサイクスはMXR Phase 90を当時のレコーディングで愛用、アンプもエディと同じホゼモディファイのMarshallを長年使用、活動後期にはPeavey 5150やEVH 5150 IIIも愛用し、ライブのギターソロではタッピングも披露していた、という一般的なイメージと異なる一面をも持ったギタリストでした。
ゲイリーの泣きのギターとエディのテクニカルプレイを併せ持ったギタリスト。
両名の大ファンである私がファンにならないわけがありません。
ゲスト参加したHughes Turner Projectの「Heaven's Missing an Angel」でのグレン・ヒューズもソウルフルな歌声とサイクスの特徴的なギターソロは素晴らしかったですね…。
ビリー・シーンとマイク・ポートノイとの幻のバンド、「Bad Apple」。実現してほしかったですね…。
(リッチー・コッツェンと結成された「The Winery Dogs」も大好きです)
…とこれ以上語りだすと、ネタバレが大量に含まれてしまいますので続きは是非書籍でお確かめください。
サイクスファンの方はもちろん、はじめて彼を知る方にも是非読み、音源を聴いていただきたいギタリストです!