Divided by 13(ディバイデッドバイサーティーン) from California
「÷13」のエンブレムが特徴的なギターアンプブランドDivided by 13。
最近ではよくTVやSNSでも目にする機会がが多いと思います。
いまや多くの日本国内トップギタリスト達の使用でハイエンド・チューブアンプとして広く認知されています。
中でもフラッグシップモデルとしてロングセラーを誇るのは今回ご紹介の「FTR-37」というモデルになります。
いわゆる「アメリカン・クリーン」なサウンドスタイルのアンプなのですが、とにかく弾いた瞬間に耳に飛び込んでくる音の速さ。
「レスポンスがいい」どころではない、レスポンスの良さ。初めて弾く方はみなさん驚かれます。
分かり易いサウンド例としてはフェンダーBlackfaceサウンドのテイストに近く、グラッシーなクリーン~クランチから、ややクランキーなロードライブサウンドが特徴です。
プリ部には12AX7、12AT7、5879管、出力管には6V6管を4本、整流部には5AR4管を採用した、いわゆる「フルチューブアンプ」です。
18W⇔37Wと出力切り替えができますが、音量差というより出力切り替えによりサウンドの違いが出るのが面白いところです。
レスポンスの良さで18Wで古き良きブラックフェース系の音、37W状態ではバンド向きのビッグサウンドが得らます。
エフェクターでサウンドメイクするギタリストにもプラットホームアンプしてお使いいただけます。
また、高品位なチューブリバーブを搭載していて外部フットスイッチでON/OFF可能です。
ペダルエフェクターでは真似できない、かなり大胆で厚めで濃厚なリバーブはこのアンプでしか味わえません。
コンビネーションキャビネットは2x12f(12''x2発)でスピーカーにはCelestion製Greenback G12M(25W)を搭載。
FTR37ヘッドにはこの専用キャビがベストマッチングだと思います。
お好みで1960のようなクローズドバックキャビネットに接続しても、パワフルでタイトなサウンドがお楽しみいただけると思います。
お使いのギターを心地よく弾ける相棒アンプとして是非お試しいただければと思います。