サウンドバリエーション豊富なジョン・テイラーシグネイチャーモデル「JT-3」5弦モデル。
フレットが斜めに打たれ、各弦のイントネーションをバランスよく弾き出すFANNED-FRET SYSTEMで、国内外、音楽ジャンルを問わずTOPベーシストに愛用されるDingwall Bass。当Combustionシリーズは、カナダ/米国にて木材を調達、中国工場にて木材加工を行い、カナダの工房にて組み込みを行う事でハイ・コストパフォーマンスを実現します。本機は、デュラン・デュランのベーシストとして知られ、自身のソロ活動や俳優活動等、その才を各分野で発揮する「ジョン・テイラー」のシグネイチャーモデルです。各部に彼のテイストがちりばめられる本機はDINGWALLの他のモデルともまた趣の異なる、このモデルならではのサウンドを有しています。
ニャトーボディに5ピースのメイプル・ネック、パーフェロー・フィンガーボードにディングウォールオリジナルのFD3ピックアップをリアよりに並べてマウント。特筆すべきはエレクトロニクスが通常モデルがEMG/BTサーキットのところ、ルパート・ニーブ・デザインの2バンドEQを搭載しているところ。ブランド代表のシェルダン氏が、Duranのブレイクスルーシングル、1982年のアルバム『Rio』のタイトルトラックは、Neveコンソールで録音されていた事に由来してのチョイス、と語っており、どこかイナタさを感じられる豊かなローエンドを、ファンフレットの響きと共にリッチに出力しています。また、3ピックアップ仕様の本機は、上位機種Zシリーズと同様にフロントのみ、フロント&リア、センター&リア、リアのみという幅広いサウンドメイクを可能にします。
上位機種のアフターバーナーやABZ同様、最長のLo-B弦で37インチ、G弦は一般的なロングスケール同様の34インチに設定されるFANNED-FRET SYSTEMは、それぞれの弦をより最適なスケールに設定する事で各ポジションでのより均一な響きを求める手法で、低音の音粒作りやスムーズなピッチ感創出にその恩恵が垣間見えるでしょう。また、各弦に対し最適に整うテンション感は両手の操作感をよりスムーズにサポートしてくれますので、スライド時等の運指に慣れてしまえば「手放せない」魅力があります。
ボディ材、そしてオンボードプリアンプを含む電装系が由来する力強い音色を、タイトに引き締まった音像と歯切れの良いアタック感で出力する当モデル。余裕すら感じさせるB弦をはじめ、ローチューニングでも明瞭な音程感と音像を出力する質の高いサウンドが幅広いジャンルのベーシストを虜にしています。特に、通常のCombustionやNGシリーズとは一線を画する充実した低域は必聴です。
Weight: ≒4.41kg
S/N: #18754
【Specifications】
Made in: China/Canada (Hybrid Manufacturing)
Body: Nyatoh
Neck: 5-Piece Maple, bolt-on.
Fingerboard: Pau Ferro, 24 ‘banjo-sized’ frets, 9.45-inch radius
Scale Length: 37inch ?34inch (940mm ?864mm)
Pickups: Dingwall FD3n, Neodymium Magnets
Preamp: Rupert Neve Designs 2-Band EQ.
Controls: Master volume, 4-Position Quad-Tone pickup selector, 2-Band Active EQ,
Active/Passive Toggle Switch
Bridge: Dingwall Minimalist one-piece bridge
String Spacing at the Bridge: 18mm
Quad Tone Pickup Selector
Position 1: Bridge
Position 2: Bridge & Middle (MM-style)
Bridge & Neck (J-style)
Position 4: Neck
Tuners: Lightweight, open-gear
Nut: Graphtech Black Tusq
ギグケース付属