Dingwallの名を大きく広めた「ADAM “NOLLY” GETGOOD」氏シグネチャーモデル「NG」の3ピックアップ仕様。
リミテッドカラーの「ペガサス・レッド」と「ブルーベリー」が入荷!
マット塗装のシルキーさと深い色味がマッチして美しいです。
この色を日本でオーダーしたのはイケベ楽器のみとの事なので、国内では数名の方しか手にすることが出来なくなりそうですね。
NGモデルで2PU仕様の場合、「スウィートスポット」呼ばれるミドルがしっかりと抜けて前に音が飛んでくる位置に並べて配置されます。
元々はリー•スクラーモデルのLSS2やZ2がポップスやジャズで使われる事でその存在を確立していましたが、本モデルの登場時期からジェントやラウドなどのヘヴィミュージックムーブメントが台頭するとともに、そのような音域の複雑なジャンルでもベースがしっかりと存在感を出せる事から爆発的な人気モデルとなりました。
私が最初に手にしたのはNG-2で、当時はカナダ製造モデルにしか3PU仕様が無かったため、パーツ取り寄せの上で改造したNG-3として今もサブで使用しています。(メインはAfterburner 2)
当時私が弾いていてのはポップパンクのバンドで、ベース音を主張させる事よりもアンサンブルに馴染ませるために一般的なフロント/リアポジションの音色が欲しくなったのと、スラップをした際にもMMタイプよりJタイプ配置の傾向が好みだったという理由で改造を施しました。
その点、Combustion(以下CC)で2PUの場合、最初からJタイプ的なポジションにマウントされていますので、この辺の違いも気にしつつ好みのモデルを選んでもらうと良いですね。
私が手にした時期もCCモデルはありましたが、NGはマッチングヘッドでカーボン柄PGが付いており、何より色が好きだった。笑
(私が選んだのはFerrari Green)
また、Ready to Playシリーズに、Duran DuranのJohn Taylorモデル「JT-3」が登場し、レコーディング機器等の最高峰ブランドの一つである「Neve」社とコラボしたオンボードプリアンプを開発したことで、さらにポップスなどのジャンルでも使いやすいバリエーションが増えました。
違いを羅列するとこんな感じです。
まずはざっくりしたサウンドイメージが近いモデルから触って頂くと選びやすいと思います♪
・NGはアルダーボディにメイプル指板、プリアンプはダークグラスで固定。
→ヘヴィ~ロック系。ラウドにジェントにテクニカルに。
・CCはアッシュボディにメイプルまたはパーフェロー指板。カラーによってトップにキルトメイプルをラミネート。プリアンプはEMG。
→モダンサウンドでポップス。ピックやスラップ時にエッジの効いたハイを出したい。
・JTはニャトーボディにカラーによってメイプルまたはパーフェロー指板が固定。プリアンプはNeve
→いなたい(ヴィンテージ系イメージな)サウンドでポップス。Theベーシスト的な陰で歌を目立たせる職人気質。
ちなみにピックアップガードを外すと、NG/CCどちらのPU位置にもズラせるルーティングが施されてますので、「素材はCCが良いけど、NGのPU位置が…(またはその逆)」という人は簡単に位置を変えられますのでご安心あれ。
※もちろん元のPGは合わなくなります。
人気過ぎて入荷1〜2年でも届いたり届かなかったりする中、久しぶりにCC/NG/D-Roc/さらにJTまで揃ったので是非比較の上、お気に入りの一本を選んでください。