久しぶりにF-BASSが店頭に並んで嬉しいので今回はBN5を取り上げます。
商品説明も私が書いており、基本説明はそちらに。
こちらでは補足だったり、横道にそれてみたり。
さてさて、この個体の鳴り方メッチャ好きです。
柔らかで、しなりと太さのあるロー〜ミッド。
ジャリジャリとしてアンサンブルに馴染む高域。
ミドルが出る程ベースの存在感も増して聴こえやすくなりますが、出過ぎても他の音を邪魔してしまうので何事もバランスです。
それに加えて多弦時は34.5インチという「一般的なベースより若干長い弦長」を見事に操っているF-BASSチームのセンスに脱帽です。
創立者のジョージ•ファーラネット氏もベーシストなので、プレイヤーに必要な事を熟知しているのも大きいですね。
個人的にはマスター&バランサーの方が好きなのでウチの店舗のオーダー品はカスタムしてもらってます。
操作方向はSadowskyなどと同様で、この辺はプレイヤーの好み次第なのと、配線変更(※有料)で変えられますので、ご希望がある方はお知らせください。
5弦でトラディショナルな傾向、アクティブ/パッシブ切り替え可能、やっぱFender系の音が好き、でも見た目の個性も欲しい、といったアナタにオススメです。
ちなみに私が以前参加していたバンドはメンバーがカナダ帰国子女(男)だったり、元イケベの後輩スタッフが現在Dingwall社(及川愛用のカナダのベースメーカー)で働いてたり、学生時代の友人が語学留学に行ったりと、何かと個人的な縁を感じている国です。
F-bassアーティストでACモデルの生みの親であるAlain Caron氏や、バンドではSum41、シンガーではアヴリルラヴィーン、ジャスティンビーバー、セリーヌディオンなどもカナダ出身ですね。
プーティンというフライドポテトにチーズとグレイビーソースをかけた食べ物が有名らしいですよ。
美味しそうですよね。そろそろカナダ行ってみたいな。