おじさんにとってOvationはノスタルジーです!
いきなりで語弊が有るようでしたら申し訳ございません。
しかし、昔聞いていた音楽を今耳にすると、当時の事が鮮明に思い出されたりするように、楽器も一緒で、好きだったアーティストに関わりの深い楽器、昔弾いていたギター等を目にすると、当時聞いていた音楽が頭の中を駆け巡るのです!
Ovationは独特なルックスとサウンドが唯一無二で、他では無いからこそ、まさにそのような時のトリガーになるアイテムですので、個人的にノスタルジーと言ってしまいました。
近年のOvationは中国生産のCelebrityシリーズがメインで、USA製は高額で極少数生産のAdamasぐらいだけになってしまいましたが、Celebrityはお手頃ながらも良く出来たコスパの良いモデルだと思います。
何と言ってもあのルックスは健在で、リラコードのBowlバックからの太く伸びやかな鳴りもシッカリと出ております。樹脂製の特殊材をバックに用いたOvationはカリカリとした音だと思われがちですが、生音はけっこう太く存在感の強い響きを持っており、CelebrityでもバッチリとOvationサウンドを堪能できます。
モデルは好みによると思いますが、個人的にはサウンドホールが丸穴のレジェンド系よりも、ルックスが「らしい」エポレットのエリートタイプで、エレキとの持ち替えがし易いスーパーシャロウの薄胴が好みです。
あとはトップが派手な方が映えると思いますので、今回のお勧めはキルトメイプルトップにブルーのサンバーストが鮮やかな「CE48P-RG」です!
勿論、USAのアダマスや80年代ぐらいのOP24プリアンプが付いたヴィンテージ等が良いのですが、このコスパの高さを考えると近年のCelebrityでも十分楽しめますので、よろしければ一度手にして見て下さい。
ちょっとワクワクしますよ!