正に定番のキューブキャビ!定番になるのにはもちろん理由があります。
発売から長きにわたり12インチのスピーカー1発のキャビネットの”The 定番”となる、Bogner Cube Cabinet。
定番たる理由は、1発とは思えないほどの重厚感のある音やレスポンス等たくさんありますが、やはり一番評価が高いのは音の直進性からマイキング&モニタリングのしやすさでしょう。
112のコンパクトサイズながら、いわゆるMarshallの412等とほぼ同等の肉厚のキャビネット素材には剛性の高いバルティックバーチを使用し、約8㎝のデュアルフロントポートを下部に備えたバッフルプレートの背面からスピーカーユニットを搭載するリアローデットの構造は、スピーカーの特性をそのまま直進性高く再生するので、耳にした音のイメージをそのままマイキングする事が出来ます。
もちろんライブでもその直進性のある音は有利で、使用する際には出来るだけご自身がモニターしやすい位置に設置してあげる事で、抜け良く聞き取ることが出来る様になります。
また、スピーカーユニットには、こちらも定番のCellestion V30搭載がデフォルト(これもCubeキャビを定番としたことに一役買っているとも思いますが。。)でしたが、近年はローワッテージのアンプで軽快に鳴らす事で評価の高い、G12H30の搭載機や、ユニット搭載無しでご自分のお好みで選択&搭載可能なエンプティーもラインナップに!
写真は、エンプティーを掲載しました。内部の集音材等も見て取れますね。
ドライブサウンドをまるでビックキャビで鳴らしているかのような音をこのサイズで体感できるのは、The 王道だからでしょう!
最近お問い合わせが多い、Ecstasy Miniを載せたイメージも掲載しました。
音質は申し分なく使用できますが、ヘッドサイズ的にはやはりMiniは一段と小さいですね。
Cubeキャビの上に設置する際には、Cubeキャビの革製ハンドルが厚いので、そのまま中央に置く事は出来ません。
ギリギリ一番前に設置する必要がありますが、ギリギリで。。少し不安定にもなりますので、安心して使用する為にはハンドルに電源ケーブルを固定するなどの工夫が必要になります。
サイズがドンピシャなのは、やはりATOMAや、Friedman PT-20サイズ等になります。