国産ヤマハの技術の結晶です。
ヤマハの「Lシリーズ」モデルは型番が26以上が日本の工場にて製作をされており、このカッタウェイとピックアップが搭載されたモデルは受注生産にて販売をしています。
本来ならお客様からオーダーを受けてヤマハに製作発注をするのですが、店舗分オーダーとして当店にて発注をした、意外とレアな商品だったりします。
店頭で試せる!そして製作期間を待たずに購入できる!のです。
因みにモデル名の「ARE」ですが、アコースティック・レゾナンス・エンハンスメントの略で、簡単に説明をすると・・・
木が良く鳴るように処理を施した木材です。
この技術はかなり凄く、しかも簡単に各メーカーが参入・導入が出来ないような技術で、いわゆるロースト処理と同じような処理と考えられがちですが、異なる処理だそうです。処理後の木材の見た目や振動具合も非常にナチュラルで、バランス良く響きます。
設備投資もかなりのものらしいですよ・・・
そして、このLLX36C AREのピックアップがまた良いのです。木材の加工を最小限にとどめる様に設計がされており、ギターの持っているサウンドをナチュラルかつ耳心地のいいサウンドを奏でます。
元々国産のLL36 ARE自体が非常に良く考えられたギターで、ネックの形状や全体の剛性・塗装の仕上げが特に良く、「流石の国産」と唸る出来なのですが、ナチュラルピックアップと演奏性の高いデザインのカッタウェイが施されて死角のない仕上がりになっています。
個人的には、ストロークも元気があって良いのですが、ギターのレスポンスが良いのでソロギターにもマッチすると思います。