日本の楽器・音楽業界に欠かせないメーカーって何でしょう?
もちろんどれも欠かせないブランドばかりですが、その中に重要なメーカーがあります。
それはYAMAHAです。
創業は1897年で、オルガンの修理と製作から始まり1900年にはもうピアノ製造を始めており、1954年にはピアノ教室を初めています。有名なヤマハ音楽教室ですね。
と、このように昔から日本の音楽普及に凄く貢献をしております。
このピアノ工場の施設とノウハウでギターの製作・販売も可能になったという訳です。
日本人らしい細部まで丁寧に製作されたギターは、カルロスサンタナや高中正義氏等のミュージシャンに使用されました。その後、エレキ・ベース・アコ・ドラム等のいわゆるライトミュージック楽器は幅広いラインナップとしっかりとしたクォリティーで製作され続けています。
その他では、音楽の流行に後れを取ることなく新たな分野の開拓にてシンセサイザーが開発されました。このシンセはエレクトーンからの発展で開発されており、坂本龍一氏も使用しています。因みにシンセ技術から応用してヴォーカロイドが開発されました。
凄いですね。
他にも代理店業務もこなしており、有名なのは1973年からずっとマーシャルの代理店が続いております。
また、世界3大ピアノのベーゼンドルファー社を買収し、そのノウハウがヤマハピアノにも受け継がれてヤマハピアノはショパンコンクールに使用される程に世界で認められる完成度になりました。
ヤマハすげー
そんなヤマハが満を持して開発・製作したフラッグシップモデルFG9とFS9。
一見、昔ながらのヤマハのアコギ。しかし、LシリーズのARE技術や音響解析シミュレーションにて設計ブレイシングとかの最新技術が盛り込まれております。またネックとボディはボルトで接合されている構造ですが、弦振動を逃さずボディに集中させる技術にて組まれていて、しかもネックグリップは程よい握り心地。職人のノウハウも勿論活きています。
つまり、楽器の歴史と様々な技術のあるヤマハでしか製作出来ないモデルなのです。サウンドは勿論素晴らしいの一言で、クリアーで広がりのある音色は是非1回試して頂きたいです。
やっぱり、ヤマハはすげーです