※このように使うものではありません
今回はSpectrasonicsの鍵盤系音源 Keyscapeのご紹介です。
正直この素晴らしさを文章でお伝えするのは非常に難しいです。何を書けばいいやら分かりません。
Spectrasonicsの公式YouTubeチャンネルに上がっている、数々の動画をご覧いただくのが一番良いです。
私の書くどんな文章よりも、ハービー・ハンコックやロバート・グラスパーの演奏動画の方が説得力があります。
……とはいえ、そうやって丸投げしてしまうとスタッフレビューの意味が無くなってしまうので!
Keyscape収録の愛してやまない楽器達をひたすらご紹介したいと思います。
Rhodes® - LA Custom “E”
Keyscapeを代表する音源と言えば,、この改造版Rhodesエレピ。
コロコロとした非常に煌びやかで美しいサウンドです。
可愛らしさを前面に押し出す時も、メロウで甘い雰囲気にしたい時も、細かく刻んでファンキーにしたい時も、あらゆる場面に対応してくれます。
LA Custom C7 Grand Piano
ヤマハのC7…なんですが、ドイツで改造された個体だそうで重厚な音になっています。
Steinwayのあのとにかく華やかでキラキラした雰囲気とは異なる落ち着いた音色です。
元々リリースが短いのですが、リリースをゼロにしていわゆるリリースカットピアノが出来るのも特徴。
独特の重厚でメロウな響きはそのままに、パーカッシブな音にできます。Moe Shop氏がこの使い方をしているという噂。
JD-800 Crystal Rhodes®
Spectrasonicsの代表エリック・パーシング氏はRolandの元スタッフ。JD-800のプリセット制作を、当時の氏がしていたのは有名な話です。
そんな彼が作ったデジタルピアノの音源ですから、ある意味で本物に限りなく近い。
80s、90sスタイルのキラキラした華やかなサウンドは今聞いても全く色褪せません。
レトロ系の音色が重宝されるFuture FunkやSynthwaveなんかにもうってつけです。
今回取り上げたのは36種類あるモデルの内のたった3種類。本当はまだまだ語り足りません。
即戦力のサウンドの宝庫Keyscape。是非ご検討ください!