最近ヒロアカにハマってます。頑張って追っかけてます。今アニメの3期の山場?を超えて家庭訪問まで見ました。
さてさて、今回ご紹介するのはFREQPORT FT-1 freqtube
真空管を4本搭載したサチュレーターのハードウェアです。一応アウトボードになるのかな?
waves BB Tubes等、真空管サチュレーターはプラグインでも常に需要がありますよね。
最大の特徴は、アナログの入出力端子が一切無く、代わりにUSBケーブルでPCと接続しプラグインとしてDAWに立ち上げる事が出来る点。
AD/DAコンバーターを内蔵し、プラグインの中で勝手に「行って、来い」をしてくれるんですね。面倒な接続無しに本物の真空管サウンドを得られます。
McDSPのAPBシリーズや、Big Muff Pi Hardware Plugin等、同様のコンセプトの製品はいくつかありましたが、真空管は初なのではないでしょうか?
頑張ってスリットから中を覗くと、中にはエレハモの12AX7EH管と12AT7EH管が2本ずつ入っていました。
どちらもマッチドペアかつ調整済との事。
それぞれの真空管を1chずつ使う事ができるので、モノラルであれば最大4トラックまで同時にかける事が出来ます。
使い方は、本体とPCをUSBで接続し、電源を入れてプラグインを立ち上げるだけ。自動的に製品を認識します。
肝心のサウンドですが、と~っても良いです!!!
薄くかけると上から下まで倍音が綺麗に伸びる感覚で、思いっきり歪ませると真空管アンプを彷彿とさせる荒々しくも太いサウンドが得られます。
歪みの大小を決めるdriveの他に、dry/wetのパラメータがあるのですがこれが非常に便利。かなり突っ込んで暴れた歪みサウンドを原音に微妙に混ぜてあげる…というのが簡単に出来ます。
実は本製品には、真空管の前段にフィルターが用意されており、歪ませる帯域を絞る事が出来ます。
これを上手く活用しているのが、mastering airというマスターバス向けのプリセット。
HPFを思いっきりかけて、高域だけに歪みを適用。dry/wetですこ~しだけ原音に混ぜることで、単純なEQとは異なる倍音豊かできらめくようなエアー感をプラスしてくれます。
DAW環境の時代にこそ、本物の真空管サチュレーションを!
是非ご検討ください!