へぇい
突然ですが皆さんは、マリアージュという言葉をご存じでしょうか。
マリアージュ(mariage)
フランス語で結婚を意味する語。
英語ではマリッジ(marriage)という。
マリアージュの語は、日本においては結婚の意味で用いられることは少なく、多くは「料理と料理との相性がよい場合」「料理とワインとの相性がよい場合」の表現の手段の1つとして用いられる。
料理の中でもとりわけフランス料理について用いられることが多い。
ー新語時事用語辞典よりー
皆さんもマリアージュってどんなものか気になりませんか?気になりますよね?そう、気になるんですよ。
という訳で今回はTELEFUNKEN M80とTRITON AUDIO FetHead Germaniumのご紹介です。
まずM80がとても良いマイクです。ダイナミックマイクの中でも一推し。
コンデンサーマイク並のパフォーマンスという売り文句に偽りない、レンジの広く高域寄りのサウンドです。
そしてカスタムトランスの出来が素晴らしい。ほのかな歪み感と倍音が気持ちいいです。
レコーディングでも使いたくなるのですが、そうなると感度が低いのがややネック。
Shure SM7Bよりわずかに高い程度で、他のダイナミックマイクと比べても一段階小さいです。
どうしたものか…
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斉藤に電流走る――!
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そこでTRITON AUDIO FetHead Germaniumの出番。
ケーブルとマイクの間に繋いでゲインを上げる、インラインマイクプリアンプというアイテムです。
本製品はその名の通り、ゲルマニウムトランジスタを用いた回路が持ち味。
ゲルマニウムの特性なのか、明確に中域の厚みを感じる太い音になり、存在感がグッと増してきます。
以前ご紹介したDYNAMITE、TNTがクリーン志向だったのとは正反対に、プリアンプとしての色付けをするタイプです。
ハイ上がりの鮮やかなサウンドを持つM80に、太さを加えるFetHead Germaniumを通すと、抜けの良さと厚み、高い解像度とビンテージライクな暖かみを両立した素晴らしいサウンドになります。これがマリアージュ……!!
機材は単体ではなく組み合わせで使うことも多いもの。皆さんも自分だけのマリアージュを探してみて下さい。
とってつけた風ですまんかった。