今回はLEWITT LCT 240 PRO ValuePackのご紹介です。
LEWITTのコンデンサーマイクの中でも安価で、エントリークラスに位置する本製品。抜群の使い勝手とコスパの良さで、ボーカリストの方の最初の1本としてはもちろん、2本目以降としてもオススメできる、とっても優秀なマイクなんです。
本製品の特徴はキレがよく現代的で明るい音。傾向としては、AKG C214やNeumann TLM102に近い印象を覚えました。
実はダイアフラムという円形のパーツが通常のボーカル用マイクより小さめに作られているんです。ラージダイアフラムとスモールダイアフラムの中間の、さながらミディアムダイアフラムとでも言うべきサイズ感。
通常のボーカル用コンデンサーマイクより、楽器用のマイクに近い特性を持っています。
これが高域をよく捉えた明るい音、エッジの立ったキレのある音といった傾向に繋がるんですね。
四角くて現代的な外観のデザインが音のイメージをよく表しています。
入門用マイクとして人気のaudio-technica AT2020が比較的ウォームでアナログ感のある音なので、低価格のマイク同士ながら、だいぶキャラクターが違います。
さて、上記の特徴から楽器用のマイクに使った場合も十分な性能を発揮してくれます。高域が出ていて、トランジェントの重要な素材、アコギやタンバリン、シェイカーなんかは特にオススメです。ペアで揃えてウィンドチャイムなんかもいいですね。
付属品が充実しているのも嬉しいポイント。期間限定ですが、マイクスタンドも付くので、本当にこれさえ買えば必要なものを一式そろえる事が出来ます。
これから始めようかな、という方から中上級者の方まで広くおすすめできる製品です。
是非ご検討ください!