以前に海外ドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」にハマっており、その時の推しキャラはブライエニーでした。
そうです、屈強な女剣士タースのブライエニーです。
「何故に推し?」と問われるかもしれませんが恐らく時代劇好きなども影響しており、自分を認めてくれたキャトリン・スタークに「My Lady」と忠誠を誓うところなどの騎士道精神が共感できるのかもしれません。
また、お互いに生真面目なポドリックとの何とも言えない凸凹コンビが良い味を出していたからかもしれませんね。
何故にこのような話になったかと言えば、先日のガガ様来日公演のニュースを見たからなのです。
レディー・ガガはそんなに凄くファンという訳ではないのです。
いやむしろ食わず嫌いといいますか、年を取って新しい物と向き合う精神が失せたのか、「奇抜な事をして目立ちたい」アーティストと思っており、ちゃんと曲を聞こうとも思っていませんでした。
しかしある晩、ニュース番組の「news zero」でジョアンという曲を弾き語りしているのを観てからガラリと変わりました。
確かギタリストと二人でのシンプルな弾き語りで、何となく思っていたレディー・ガガのイメージとは違うなと思いながらつい見ていたのですが、その時の歌声が凄く生々しく「こんなアーティストなんだ!」とついつい聞き入ってしまいました。
自分は英語は苦手で歌詞の意味も理解していませんが、なんだか不覚にも少々涙ぐんでしまい、あの凛とした視線の奥にはすごく脆くて壊れ易い何かが潜んでいるようで、自分の中に「この歌声を聞くには何かしらの忠誠を誓わない」との訳の判らない思いが湧き起り、恐らく本人を前にしたらブライエニーの様に跪いて「My Lady」と忠誠を誓うのだろうと想像しおりました。
そんな大層な事を言いつつも「アリー/ スター誕生」上映時は観に行っていなという所詮は俄かファンですが、劇中のブラッドリー・クーパーはイイ味だしてましたね。
弾いているギターもGibson J-45のダブルガードという通好みするレアなスタイルで良いのですが、悲しいかな只今は同様なモデルはございません。
ですのでサウンドと雰囲気が近いラージガードのラウンドショルダーでもいけるかなってことで、60s J-50あたりを今回のオススメにしております。