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塗装の話その2前回のラッカー編はこちら↓https://bit.ly/3rUiC7P今回はポリ系。なぜポリ系というとポリウレタンとポリエステルの2つがあり、大きくまとめてポリ系にしてます。今や多くのメーカーでポリ系は広く使われていて、ラッカーよりも多面的にコストを削減できるし適切に扱えばトラブルが少ない塗装。ポリ系は圧倒的に乾燥の時間が短く、吹き付けから一晩で固まるので製作日数の削減が出来ます。メーカーの乾燥室にも限りがあり、大きなメーカーや工場では非常に生産性が高いという訳です。殆どの安価モデルで使用されているのでネガティブなイメージの方も多いですが、結構色んなメーカーの主力モデルでも使われています。主な特徴としては吹き付けの際に塗装の厚みを付けやすいというのがあり、これはデメリットでありメリットでもあります。安価なモデルではある程度厚みがあれば研磨で剥がしてしまうリスクを軽減出来ますし、ラメ系・マーブル等の特殊塗装やデカールの段差を埋めてくれます。しかし、吹き付け技術と研磨技術によっては塗装が非常に厚くなり、木材の振動を妨げる事になります。そんななか、数年前から出てきたのが【UV塗装】。ポリ塗料を紫外線でガッチリと固める塗装で極薄かつカチカチに仕上げられます。因みにFurch(フォルヒ)も現在はUV塗装で仕上げています。非常に薄く仕上げられるので、サテン等の吹きっぱなし塗装では塗膜が判らない程です。また、ポリはラッカーの比べて塗装痩せが進行しにくいので、木材の継ぎ目や導管が浮き出にくいです。故に下地をポリ系にして土台をしっかりと作り、トップコートをラッカーにする【ラッカートップ】というのを採用しているメーカーもあります。ちなみに、ラッカーを下地にしてポリ系をトップコートにすることは出来ません。ラッカーの収縮にポリが耐え切れず塗装が割れますので、個人でオーバーコートやトップコートの吹き直しをしてみたい方は気を付けて下さい。修理の面でもラッカーより出来る事も多くてメーカーでは助かる塗装。メンテナンス面ではラッカーより気を使わないでいいので、経年変化を楽しんだりしないのであればポリ系の塗装も良いですよ。因みに私は塗装は何でもいい派です。続く
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