「エレガットは沼である」
すみません何の事やら?ですがアコギ弾きやエレキ弾きがガットギターを選びだすと深みにハマってしまう事が多いような気がしますので、格言風に呟いてしまいました。
思い起こせば自分もギターキッズ時、イングヴェイのRising Forceで「Farewell」を聞いて感化されたのがガットギターの弾き始めかも知れません。
その後に「禁じられた遊び」を弾いて、弾けた気になるのも誰もが通る道です。
しかしですね
夏は小野リサだ!と言いながらボサノヴァ弾きたくなるが挫折し
キザイア・ジョーンズがファンキー!となるがブルーファンクになれず
当時の上司が弾いていた「アルハンブラの思い出」に衝撃を受け弾へども指が動かず
WSR額田氏のジプシーキングス熱が伝播するが、どのように弾いているか解らず
更に追及してフラメンコのが凄い!となるが、当然のように弾けず
もー圧倒的な連敗を喫しております!
だいたいですね、弦の並びやチューニングが一緒でもガットギターは別モノなんですよ!
クラシックとかボサはコードの押さえ方が変だし、トレモロ奏法やラスゲアードなんかの右手の動きは人間業じゃないですよ!
と、このように愚痴を言い飽き易い性格の為にどれも続かず、結局は何も極められずに終了です。
そんな失敗を繰り返して感じたことは、クラシックやフラメンコ、ボサノヴァなどの奏法に目覚めてくるとトラディショナルなスタイルのガットギターが欲しくなり、ナイロン弦のサウンドでバリバリ弾きたい時はエレキっぽいエレガットが欲しくなります。
大概、ガット弾き始めはネックが太い!弦高が高い!と思うのですが、慣れるとこちらの方が理に適っており、最近では比較的にトラディショナルな太めの指板幅で12フレットジョイント、でもカッタウェイは入っているエレガットが人気です。
がしかし、今回はそんな人気と真逆なモデルのご紹介です!
やはりギターは尖ったスペックを持った方が断然面白いのです!
このエレキのようなルックスでガット弦を張ったモデルは近年めっきりと少なくなりましたが、こちらはアーチトップでホロウボディ、ガット弦に対応したペグやTOMタイプにピエゾが入ったブリッジ等の拘りのスペック!
良いじゃないですか!!
と叫んだところで文字数制限のようです。
毎度、無駄話申し訳ございません。