NUMBER GIRLが二度目の解散。透明少女4回やったってマジですか???
さて、向井秀徳氏と言えば過去にShure SM57をボーカル用マイクとして使っていた事でも有名です。
実はSM58ではなくSM57の方をボーカルに使う例は、ミッシェル時代のチバユウスケ氏等チラホラと散見されます。
なんと、Superflyの「愛をこめて花束を」では越智志帆氏のボーカルレコーディングで57が使われているとか!
ということで実際に、57と58を比べてチェックしてみました!
まず一聴して気づいたのが、音抜けの良さ。明らかに57の方がハイが煌びやかに伸びています。
その反面、少し線が細く、存在感には欠ける印象。中域の押し出し感や、太さは58が上ですね。
そしてポップノイズが多い!これはある程度想像していましたが、吹かれやハンドリングノイズにはかなり弱いです。
最低限、マイクスタンドに立てて使うのは必須と思われます。
Shureのメーカーサイトによると、57の方が5kHz以上の帯域での出力が若干高くなっているとの事。
また、単純にグリルが無い分ダイアフラムのギリギリまで口を近づける事が出来ます。その場合、より強い近接効果を得られるとか。なるほど盲点……
個人的には、ポップガードを立ててレコーディングに使うのもアリだな……と感じました。
コーラスや、奥の方に置きたいボーカルを録るといい距離感で録れそうです。
というか、「愛をこめて花束を」のメインはこれなんですからね!パワフルに歌い上げるR&Bなんかもマッチするでしょう。
ボーカリストの方も試しに1本、いかがでしょうか。